笑いながら走る
時々、生き急ぐかのように、いつも何かに追い立てられている人がいます。
そういう人って、人生が1回しかないと思っているんだろうね。
短い生涯だから、あれもしなきゃ、これもしなきゃって。
まるで追い立てられるように生きている。
でもね、人間は死なないんだよ。
肉体は寿命がきたら死ぬけど、魂は永遠に生き続けるんです。
何度でも生まれ変われるんだから生き急ぐ必要はないし、今世できなかったことは来世ですればいいんだよね。
魂は永遠に生き続けるから、死ぬことだってたいした問題じゃないの。
だったらいつ死んでもいいんですかって、そんなわけない(笑)。
この世には楽しいことがいっぱいあるから、俺は少しでも長生きしたいんです。
一人さんはいつも動いていて、1秒たりとも歩みを止めません。
会社の商品でも、お弟子さんや社員がびっくりするくらい、俺はヒット商品を次々生み出しちゃうんです。
だけど、全然生き急いでいるように見えないの。
ほかの人が俺と同じように1秒も歩みを止めないでいると、生き急いでいるように見えるのに、俺の場合はすごくゆとりがあるんだよね。
なぜそんなに違いがあるのかというと、俺は人生を楽しんでいるからだよ。
それと、いつも笑顔だから。
例えば同じように走っていても、必死の形相で走っているのと、笑いながら走っているのとでは、見る人の印象は全然違うでしょ?
それと同じです。
俺の場合、いつも楽しんでいて笑顔なの。
笑顔で楽しんでいるから、どんなにスピード感のある人生でも、決して生き急いでいるように見えないんだ。
こういう俳句があるんです。
「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」
樹齢千年の楠(くすのき)と聞けば、普通はもう葉をつける元気もないと思うかもしれないけ ど、昨年と変わらないばかりか、さらに勢いよく若葉が萌えている。
そういう歌なんだよね。
生きるって、成長することなの。
樹齢千年の木ですら、まだまだ成長している。
一人さんが歩みを止めず、成長し続けるのだって、命ある存在として当たり前のことなんです。
それを、年を取ったとかどうとかって歩みを止める方が、逆に苦しくなるの。
成長を止めるって、自然の摂理に反しているんだよね。
あの縄文杉だって、まだまだ大きく成長し続けているんです。
俺たちだって、魂はどこまでも成長し続けるんだ。
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さすが一人さんですね。
走っていてもゆとりのあるように見えるのは
いつも笑っているから…
笑顔の多い人は居るけど
笑顔であり続けることを意識している人は少ないと思う。
まして本当に楽しいからって
道を極めてる方の言霊ですね。
でも良いことはいつからでも真似っこします。
自分を楽しくさせるのも
幸せにするのも
自分しだい。
私、そこは自信ありますね。
でも一人さんみたいに周りまで幸せにできる人になりたいね。
まだまだ笑顔で走り(歩くかな?)続けようとと思います。
いつか誰かが気づいてくれるからね。