つたわる電話

メールやLINEで連絡することが増えても、電話でなくちゃいけないときってやっぱりあるなあ、と思います。

要件を伝えるっていう点では文字でも、声でも同じなんだけれど。

伝えた直後の相手の反応が知りたかったり、すぐお返事が必要な件だったり。ただただ声が聞きたかったり。



わたしが仕事でお電話をかけるとき、気をつけていること。

1、いつもより少し落ち着いたトーンで。

2、向こうの理解度に合わせたペースで。

3、スケジュール、PCの画面など必要なものは準備した状態で。

4、「お話できてうれしい」きもちを根っこに持って。

5、以前その方とお話したことを、細かく思い出しておいて。

6、お誕生日や記念日が近くなかったか確認して。

7、その方がお話するときの顔を頭の中に思い浮かべて。


お電話を受けるときに気をつけていること。

1、登録してある方なら「◯◯さん、おはようございます。(自分の名前)です。」

2、話したいこと、要件を話しきるまでしっかり聴く。


表情が見えないからこそ、向こうに唯一伝わる情報源である「自分の声」に、受話器の向こうの方とお話できて嬉しいきもち、電話をかけてきてくれたことを喜んでいるきもちをしっかりと乗っけられるかどうか。

たかが1件の電話、数分の会話。

そこからはじまるか、そこでおわるのか。

わたしは、はじまったほうが、つながったほうが、つづいたほうが、いいなあと思うのです。



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