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BLARE FEST.2023DAY1(Dragon Ash〜coldrain)

あの楽しかった日から20日以上も過ぎただなんて。
時の流れが早すぎてビックリしてしまう。
あっという間に夏フェスシーズンになってしまいそうなので、そうなる前に書き終えようとペンを取った次第だ。(キーボードだけど)

⑤Dragon Ash
あとはひたすら大きいステージでライブを見るだけと移動していた。
タイムテーブルを見て『なぜなんだ!!!』と頭を抱え、悩みに悩んで諦めたDragon Ash。
SHANKを選んだ時点で見れないと覚悟したDragon Ash。
会場が近づくにつれ聞こえる声と音。
神は私を見捨てていなかった。
扉を開けると大好きな曲が会場全体を優しく包み込んでいた。

音楽が持つ力、夢や希望、ブレアに呼んでくれたcoldrainに対する愛をこの歌に乗せているように私には感じられた。
その後に披露された【A Hundred Emotions】も光に満ち溢れていて、凄く美しかった。
2曲しか聞けてないと思えぬくらい心を満たしてくれたDragon Ashに心からこの言葉を贈りたい。
ありがとう。
(よせばいいのに[Dragon Ash セトリ]で検索し「あぁぁぁぁぁぁぁ」と心の中で絶叫したのはもう少し先の話)

⑥ TK from 凛として時雨
連れが照明卓を見るのが大好きなので、通路を挟んでいるので多少の距離はあったが卓が並んでるスペースの裏でDragon Ashの時から見ていた。
次は私がcoldrainの次に見たいと楽しみにしていたTKさん。
しかもサポートドラムがCrossfaithのたっちゃん。
ワクワクする要素しかない。
私の前は小柄な女子ばかりで景色も良好。最後までこの場所でいいかと思っていたら「目の前にあるの映像の卓だからウォーターステージの照明卓裏に移動したい」と連れから提案された。
coldrainの照明が何よりも大好きな連れなので『それならば』と移動した。
そして二人分の空いてるスペースを見つけ腰を下ろしたのだが、それが悲劇の始まりだった。
私の目の前には「天才ですから」と今にも言い出しそうなバスケットマン(偏見)
右斜め前にはクッキングパパのような大きな背中が。
もう嫌な予感しかしなかったが、連れが「あれが照明卓だ!見える!見えるぞ!!」と喜んでいたので水を刺すわけにもいかない。
連れの幸せが私の幸せ。
そして暗転しライブスタート。
全く見えない。TKさんもたっちゃんも見えない。
音はバチバチに格好良い。
音源ももちろん格好良いのだが、生音はその何倍も格好良かった。
だがしかし見えない。
もちろんバスケットマンとクッキンングパパに何の罪もない。悪いのは私の運だ。
スクリーンはかろうじて見えるが私は肉眼で二人の姿を見たい。
だがしかし、見えるのは大きな背中だけなのである。
私には光と音を楽しむ道しか残されてなかった。
「かつまくんのネコの爪とぎ動画を見てたら誘われました」
「ラウドなフェスとかなかなか出ないんですけど、ラインナップ見たら(TK from 凛として時雨)のフォント小さくて大丈夫かな…って」
というほっこりエピソードに笑ったり、サポートメンバーのスケジュールが合わず出演できないかもと思っていたけどラウドなドラマーが助けてくれることになりましたとたっちゃんを紹介しテンション上がったけど、姿が見えていないので『見たい』という気持ちが常に心に居座り集中できないまま終わってしまった。
終わってから連れも同じ気持ちだったのでは?と思い聞いてみたところ「どっちも見えたよー」とまさかの返事が。
連れの幸せが私の幸せ。

歌い出しの瞬間、会場全体から「おぉ!!!」という声が出た瞬間はきっと一生忘れないだろう。
私も思わず声が出そうになったし、鳥肌が立った。
聞けてよかった。

⑦ Hoobastank
ブレアは海外アーティストを見ることができるのも魅力の一つだ。
出演が決まった時に予習しようとYouTubeやサブスクでチェックしたところ「この曲も知ってる!この曲も聞いたことがある!!」と夢中になった。
そして当日、私はスタンディングエリア上手3列目にいた。
TKさんが終わった後、連れにしばしの別れを告げ移動したのだ。
この選択が大正解。
もうめちゃくちゃ楽しかった。
見るのも初めてだし、英語もなんとなくしか分からないけど、そんなこと関係なく音とステージングに惹き込まれた。
途中のMCで横に並んだMasatoさん(coldrain)に対して「まさとクッッッソイケメンやな(私が勝手に関西弁にニュアンス翻訳)」って言ったとき声出して笑ってしまった。
フーバス×Masatoで披露した【Out of  Control】は次いつ見れるか分からない夢のような時間で、今でも思い出すたびに興奮とワクワクでフワフワしたような気持ちになる。
ブレアに行って本当によかった。
またいつかフーバスのライブが見れますように。


⑧coldrain
フーバス終わりで目の前にいた人が抜けたので2列目に。
上手2列目。KatsumaさんもY.K.Cさんも同時に見ることができるわたしにとって天国のような場所。
今か今かとその時を待っていた。
そして暗転。SE.が流れ会場に響くハンドクラップ。
私も今にも爆発しそうな感情を胸に抱え手を鳴らしていた。
Masatoさんがステージ中央に立ち私の爆発しそうなテンションが解き放たれようとした次の瞬間、後ろと右から猛烈な圧に襲われた。
人が一斉に押し寄せてきたのだ。
この数年ですっかり忘れていた。
ヤバい!死ぬ!!!と思った次の瞬間、目の前に嬉しそうに客席を見つめ微笑むY.K.Cさん。
私は生き返った。ここで死ぬわけにいかない。何のためにここにいるのか。それはKatsumaさんのドラムとY.K.Cさんのギターを見るためだ!!!
【Final destination】でみんなで大声を出し【F.T.T.T】のギターソロを圧死寸前になりながら拝み【To Be Alive】で叫んだ。
もうめちゃくちゃ楽しい。
頭と肩は肘置きにされ、ちが〜〜〜〜う‼︎‼︎とポジションを奪われるなと心の中の赤木剛憲が檄を飛ばすのも全てが久しぶりの感覚だったが、その感覚を感じられるのもライブシーンが確実に戻ってきてる証拠で、体はしんどくても心は喜びでいっぱいだった。
【CALLING】のBメロサビ入り前ドラム大好きババアなので大歓喜し【Cut Me】で大声で歌う。
【RUNAMAY】ではJESSEが参加してステージもフロアも大熱狂。
(演奏終了後「俺のシャツは?どこ?」と謎にステージ上をウロウロするJESSEが可愛かった。笑)
コロナ禍ライブではスマホライト灯すのが定番だった【SEE YOU】も「もうライトはいらねえよな!」と念願の声出しに。言葉にならないくらい嬉しかった。
【No Escape】そしてKatsumaさんのドラムが最高に格好良い【REVOLUTION】(この曲のドラムが大好きなあまりKatsumaさんしか見ていない)で本編は終了。
EN.は【2020】【PARADISE(Kill The Silence)】
ラストはどの曲なんだろう?と思っていたけど、どの曲よりも【PARADISE(Kill The Silence)】だったことがめちゃくちゃ嬉しかった。

We're going back to paradise
So kill the silence

歌詞の通りcoldrainはパラダイスに私を連れ帰ってくれた。
セトリを振り返るとシンガロングだったり声を出せるものばかり。
ずっとcoldrainが願い続けた「まずは声を取り戻したい」という思い。
それをブレアという多くの仲間や支えてくれる人達、そしてメンバー自身が作り上げた場所で叶えたのだ。
その最高の瞬間を一緒に迎えられたことに感動で胸がいっぱいになった。
coldrainに出会えて、coldrainを好きになってよかった。


大好きなcoldrainが作る、大好きなブレアフェス。
次いつ開催されるかわからないけど、次も絶対に行くと決めた。
また必ずあの地で最高の時間を過ごせますように!

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