cinema staff BEST OF THE SUPER CINEMA JAPAN TOUR
気づけばあっという間に終演時間になっていた。というくらい濃厚に凝縮されていた二時間だった。
シネマは絶対上手!と決めている私。
中に入ると最上段上手最前が空いていたので、すかさずそこへ。笑
開演前に周りを見渡してみたら、今まで見たことないくらい客席が埋まっていて(男性も凄く多かった)、開演前からめちゃくちゃ嬉しい気持ちでいっぱいになった。
(飯田さんがMCで「今日男の人多いよね。今までどこに隠れてたの(笑)?何のアルバムが好きなの?」って立て続けに質問してたのが面白かった。笑)
年明けまで続くツアーだから詳しく書けないけれど、ベストアルバムの中から新旧絶妙なバランスで組み立てられたセトリ。
静も動も巧みに魅せるシネマの楽曲は凄く美しくて、集中して聴き入ってしまった。
「他のバンドのライブ行ってもいいよ。
でも…。
(小声で)cinema staffのライブ、間違いないから。」
と言ったり、久野さんのビールプシュのすぐ後に「俺もやりたい!」とビールプシュしたり、可愛い部分を覗かせたかと思ったら、
「あなたがいるからバンドマンでいられます。」
「あなたの為に歌うから、あなたはあなたの為に歌って。全部あげるから。」
と真っ直ぐな目で伝えてくれる飯田さん。
以前のライブで「その時に思ったことしかMCで話さない」って言っていたのを思い出して、凄く胸を打たれた。
今回のツアーには國光さんも参加してくれてるのだけど、ステージに出てきた瞬間『おぉ…本物…。』と釘付けに。
(三島さんは「こうみえて陽気なやつなんですよ!」って國光さんのことを紹介してた。)
私ですらそうなのだから、the cabsからずっと大好きな人は感無量だっただろうなと思う。
飯田さん、辻さん、國光さんのトリプルギターは最高に格好良かったし、楽曲の美しさも相まって、感動で胸がいっぱいになった。
最初の一音と最後の一音が希望に溢れたようにキラキラしてて、途中から飯田さんの喉が心配で堪らなかったけど、それ以上に凄く満たされた気分。
「これからのcinema staffに期待してて。」って言ってた飯田さん。
めちゃくちゃ期待してるし、これからもずっと応援する。
素敵な時間をありがとうございました。
2019.11.09