見出し画像

リノベーションした家に恋して。

こんにちは!バレッグスの山田と申します。
私は普段cue studio(キュースタジオ)でリノベーションの施工監督を担当しておりますが、昨年マンションを購入し、自ら施工監督を行いリノベーションを実施しました。実際に住んでいるリノベーション経験者でもあります。
そんな私だからこそ、これからリノベーションを考えている方に伝えたい 3つのポイントをお伝えします。
【1.物件選びで感じたコト】
【2.商材選びのコト~実際の工事のコト】
【3.住んでみて気づいたコト】

今回は最終回ついに<最終回>!
【3.住んでみて気づいたコト】についてお伝えします!

前回のコラムまで物件探しから、商材選び、そして実際の工事までお届けしてきました!
まだ、ご覧になっていない方は是非「物件探し編」からご確認頂きますと大変嬉しいです!


リノベーションした部屋に住んでみて起きた変化

まず、リノベーションした部屋に住んでみて変わったコトです。

以前の賃貸物件に住んでいた時に比べ、格段に家にいる時間が長くなりました。

以前住んでいた賃貸物件は、ベッド・テレビ・机を置くのが精一杯の手狭な物件でした。
それと比較すると、「2DK」の間仕切り壁を壊して「1ROOM」にリノベーションした部屋はとても広く感じます。また、自分好みの商材を使っているので大変居心地がよく、休みの日に関しては大概家におります。

また、家にダイニングテーブルを置けるというのは私にとってはすごく大きいことでした。
食事をとるだけではなく、コロナ渦における在宅ワークもダイニングテーブルで行うことでストレスもなく、大変重宝しております。

話が逸れますが、汐留にあるPanasonic「TOKYO リノベーションミュージアム」のキャッチフレーズである「家に恋」、個人的にこのフレーズがすごく好きなのですが、リノベーション後の暮らしは、まさに「家に恋」をしています笑。

画像1

2019年9月に私はこのリノベーションをした部屋に引っ越してきました。
1年間住んでみて、室内について感じることがありましたので、まとめてお伝えします!


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼玄関編▼)

玄関の仕上げにはモルタルを使用し仕上げを施工しました。
モルタルですと乾燥から収縮が発生するため、必ずクラック(ひび割れ)が生じます。
果たして、1年間でどのくらい出ているのか、、、

画像3

画像3

結構入ってますね(笑)

写真をご覧いただくと分かると思いますが、素材の違う玄関の木枠だったりステンレスの沓摺(くつずり)からクラックが入ってきてますね。

ただ、コンクリートの性質上はクラックはつきものです。コンクリートならではの「味わい」と感じてもらうといいのかもしれません。
また、「クラックがどうしても気になる!」という方ですとタイル仕上げにしてみるのもいいですし、それでもコンクリート仕上げにしたいという方であればクラックが入りにくい高いセメント材、例えば以前ご紹介させて頂いた、「モールテックス」を使ってみるというのもいいかもしれません。


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼ユニットバス編▼)

私の部屋には「TOTO RDシリーズ」を使用しております。

TOTOさんのお風呂はW断熱構造の「ほっカラリ床」が標準搭載されています。

画像4

冬場のお風呂の足元ヒヤリをシャットアウトできる仕様ですが、これ、本当にいいです。
足元が冷えずまた、少し柔らかく、滑りにくい床となっています。

TOTOさんの営業マンに聞いた話ですが、日本人が一番踏み心地が良いと感じるのは畳との事で「ほっカラリ床」はその畳の柔らかさを表現としているとのことでした。
実際に使用してみて、上記の表現は大げさではなく、確かにその通りでした!是非参考にしてみて下さい。
ちょっと残念な点としては、浴室内のカウンターの色をブラックにしたところ、「水垢」が少々目立つことが分かりました。
ブラックのカウンターは男性や、落ち着いたテイストがお好みのお客様にご選択頂く場合がございますが、あくまで個人的な意見ではありますが、強いご希望ではないようでしたら水垢の目立たないホワイトの方がおすすめです。


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼洗面台編▼)

画像5

洗面台はなにより、大きなミラーキャビネットを大変重宝しています。

歯ブラシやシェーバー等を中に収納するだけでも生活感を抑えることができ、よりおしゃれな雰囲気の空間を保つことができると思います。


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼フローリング編▼)

前回のコラムに記載したのですが私の物件では突板フローリングを使用しております。

やはり、無垢フローリングと比べると裸足で踏んだ際の木材感は劣る部分ございますが、メンテナンス性はすごく良いです。

私の物件の場合ですとキッチンの床まで突板フローリングを貼りのばしています。
キッチンの使用時、油や水撥ねがありますが、掃除等で拭き取れば跡にはなりません。
無垢フローリングは水、油を木材が吸収し跡として残りやすいので要注意です。

また、毎日料理をされるような方やご家族でしたら、より耐水性、耐油性に優れた磁器タイルや塩ビタイルなどを使用するのが良いかもしれません。


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼ウォークスルークローゼット編▼)

私の部屋のポイントでもあるウォークスルークローゼットについてです。
良い点としては建具(扉)がないためか、解放感があり、部屋を広く感じることができます。

また、動線としても使えるのも便利ですし、アパレルショップ感が出ている感じが個人的には気に入っています。

反面、見える収納のため、常に整理し、きれいに収納しないとすごく散らかった部屋に見えるため整理整頓の手間が発生しています。
(とりあえず、クローゼットに押し込みたいときって、ありませんか?(笑))

画像6

画像7


リノベーションした部屋の設備について感じているコト(▼部屋の方角編▼)

私事ですが、上京してから2つの賃貸物件に住んだ経験があるのですが、正直、最初は部屋の向きに関してあまり気にしてはおりませんでした。
しかし、賃貸とは違い自分で物件を購入するとなると、部屋の向きも検討材料として探していまして、結果として南向きの物件を購入しました。
南向きは日中の日当たりが良いため、部屋の中が明るく洗濯物もよく乾きます。

私が休みの日に自宅にいる時間が長くなったのは、日当たりの良さも大きな要因です。明るい場所にいるってすごく居心地が良いですよね。
私が東京に来て最初に住んだ賃貸物件は西向きで、とにかく午後に日差しが強く洗濯物は良く乾きました。ただし、部屋の中はすごく暑かった記憶が鮮明に残っています。
その人の生活スタイルでも適した方角は変わりますし、もちろんご予算のある中というのもございますが
部屋の向きも物件探しの検討材料としてみて下さい。

以上が住んでみて、感じていることです!


最後に…。リノベーションってやっぱり良い。

新築マンションですとできたものを購入するわけですから、戸建で言うと建売に近い感覚です。
市場一般的にニーズの高い間取り、商材を使用しているため若干面白みに欠ける部分があるのかなと感じます。

その反面、リノベーションに関しては戸建で言えば注文住宅のようなもので、間取り、商材全てを自分好みにでき、作っていく過程(お打合せだったり、商品選びだったり)が面白さの1つでもあります。

また、中古マンションのため、立地の良い場所に新築マンションより安く購入できます。
その中で家族構成やお好みのテイストに合わせて住まいづくりができれば、より充実した満足度の高い暮らしに近づくのかなと思っております。

私のリノベーション経験談コラムをご覧頂き、中古マンションからのリノベーションをご検討頂けましたら
幸いでございます。

その際は、ぜひCue studioにご相談下さい!

それでは!

▽ 全記事はこちらからお読みいただけます ▽


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?