千葉で出会った素敵なボトルフラワーと作家さん
数年前のことですが、千葉市中央区のさんばしひろばで行われていたフリーマーケットでボトルフラワーを購入しました。
高さは約10cmで、手のひらに乗る大きさなのですが、ボトルの中に広がる世界感に一目ぼれし、衝動買いしてしまいました。
衝動買いといっても600円程度だったのですが、家族へプレゼントするつもりでしたので、数点ある同じサイズのボトルフラワーを吟味して、ボトルの中から醸し出されるそれぞれの物語を感じながら、気に入った1点を選んで購入したことを今でも思い出します。
そのボトルフラワーをこれまで大切に飾っていましたが、先日、テレビ台から落としてしまい、ガラスボトルが割れてしまいました。
そのため、また購入したいのですが、実は千葉市から遠く引っ越してしまい、販売している店舗を探すことが難しいのです。
フリーマーケットでのこのお店は、20代前半であろう若い男性が店番をしており、「お兄さんがボトルフラワーを作っているんですか」と尋ねると、”男性の奥様が作ったもの”であることを教えてくれました。
このとき、私はボトルフラワーを選びきれなかったので、ほかのお店を物色しながら、どのボトルフラワーにしようかと悩んでいました。
その後、ボトルフラワーのお店を再度訪れると奥様が戻ってきていました。
その女性も男性同様に若く、物静かで優しい雰囲気の方で、ボトルフラワーの作品性とマッチしている印象を持ちました。
私は女性にボトルフラワーについて色々と教えていただき、気に入ったものを購入しました。
店内には大小様々なボトルフラワーがあり、それぞれ素晴らしい作品でしたので、このとき私は、”どこかに店舗があって、今日はフリーマーケットで出張販売しているのだろう”と想像し、「これからはこの素敵なボトルフラワーをどこで購入することができますか」と尋ねたところ、”自身のお店を持っておらず、不定期で近くのBlue Cafeで販売スペースを設置させてもらっている”そうでした。
このとき、屋号や連絡先などが記載された名刺サイズのカードを頂いたような覚えがあるのですが、いつしかなくしてしまったようです。
ガラスボトルが割れてしまったので、新たにボトルフラワーを購入したいと思い、Webで調べると似たようなボトルフラワーはたくさん販売されているのですが、どうしてもあの女性の作品を手元に置きたいのです。
あの女性がボトルフラワー作家さんとして、今も作品を作り続けていることを願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?