ExcelとSeleniumで競馬の自動投票は難しくない(第1回)

私自身、競馬にあまり興味がないのですが、マイクロソフト社のExcelとSeleniumを利用して馬券の自動投票をやっています。
なぜ、競馬をやっているのかというと、友人が考える「競馬で儲けるための馬選び」の検証といったところです。
ちなみに、私はいわゆるエンジニアではありませんので、記述内容に誤りがあればご指摘いただければと思います。


なぜ自動投票する必要があるのか?

友人によると、友人自身が決めたルールで投票することで回収率100%以上を見込めるそうです。
しかしながら、友人は競馬中継を視聴するあまりに競馬予想に迷いが生じてしまい、ついつい予想を変更したり、追加で馬券を購入する結果、負けてしまうということに気づいたそうです。

競馬中継を視聴することはレース自体を楽しむことであり、競馬ファンとして当然のことなのですが、「競馬で儲ける」ということにおいては、パドックで馬の状態を確認することすら、必ずしもプラスに働くわけではないようです。

そこで、一定のルールで馬券を購入することが重要だと考えた友人は、馬券を自動購入するツールを作成することはできないかと私に持ちかけ、私が3ヶ月ほど掛けて馬券の自動投票(自動購入)ツールを作成するに至ったわけです。

自動投票(自動購入)ツールを自作した理由

JRA-VANデータラボ会員であれば、無料のKSC自動投票plusというソフトを使うことができますし、そのほかにも有料のソフトがあるようですが、ランニングコストを掛けたくなかったことが理由です。

また、馬券を当てることでなく、競馬で儲けることを目標としていますので、勝つ確率が極めて高い馬でも人気が集中しすぎてオッズが低い場合は購入を見送る必要があります。このような機能があるソフトは存在するのかもしれませんが、詳しく説明してあるソフトを見つけられなかった点も自作理由の一つです。

Excelを選んだ理由

実は以前にも友人の依頼によって、競馬AIゆまちゃんの予想を利用した自動投票ツールを作成中だったのですが、ゆまちゃんが予想の公開を止めてしまったため、立ち消えとなっていました。
このときはPythonとSeleniumを利用していたのですが、ExcelでSeleniumが利用可能であることを知り、友人のパソコンで私が作ったツールを動かす想定でしたので、誰しもが利用なExcelを選択しました。

また、出走表やオッズは表形式のデータであるため、Excelと親和性が高いことから、プログラムで計算する部分をExcelで計算させたほうが簡単だと思ったことも理由です。

結果的には、友人に送ったツール(Excelファイル)を送ったところ、セキュリティを解除することに難航し、また、GoogleのChromeがバージョンアップするたびにSeleniumを更新する必要もあり、結局私のパソコンで動かすことになりました。
お陰で土曜日と日曜日の日中は、競馬のためパソコンを使えません。

最後に

今後は自動投票の結果や自動投票ツールの概要などボチボチ発信したいと思っています。


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