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学舎/2007.11.15
教えるは学ぶこと。
当時はまだそのレベルでした。
あれからまさか専門学校の仕事をやるとは。
今はすでに「教える」と言う言葉をあまり
使わなくなりました
教えるとはあくまでも教える側からの
一方通行のコミュニケーション。
教えたと思っても受講側には伝わって
いなかったりする時が多いのです。
教えた気でも理解していない
これどっちにとっても不幸です。
講師は教えたつもり
受講生は分っていないけど聞けない
だから今は「伝える」と言い換えています。
ほとんど同じですが。
教えるは一方的。
伝えるは伝わっているかの確認。
必要な事柄はやはり丁寧に伝える。
もちろん受取る側の聞く体制を重視します。
わからないにも種類がありますから。
講師が伝えている内容の全体という事例は
少なく。
どの部分がわからないのか。
いや、ほとんどの場合どこがわからないのかが
わからない。
そのわからない部分を聞きだすのではなく
認識してもらう。
時間がかかりますがこの確認作業がとても重要。
人数が多いとこれだけでも時間を消費します。
教えるだけなら多くの場合この確認作業がないので
教えた気になります。
専門学校だと高校卒業から数ヶ月の新米社会人から
既に働いている方もいるので教えるにも
仕掛けやコツが必要。
それでも伝えるという言葉を使い
「伝わる」をゴールにしないといけません。
そう気付くこともまさに「学び」です。
世の中には教えたい人が多いのです。
それでも本当の教育なら伝える側にも
学びが多いのです