日本人世界チャンピオン
最近、プロスポーツ競技での日本人選手の活躍が
目覚ましいなと感じています。
4年に一度のオリンピックもありますが
そちらは「金メダリスト」。
自転車の世界では一年に一回おこなわれる「世界選手権」。
優勝すれば世界チャンピオン。
次の世界選手権まで着用できるレインボーな
チャンピオンの証「アルカンシェルジャージ」が
あります。
フランス語で虹です。
実はあんまり知られていませんが世界チャンピオンが
使用した機材メーカーにもアルカンシェルマークを
貼ることが許されています。
今回はフレームにステッカーが貼れるはず。
自転車の世界ではかなり前に日本人世界チャンピオンを
排出していました。
しかし時代は流れ、世界の進化の潮流に遅れてしまい
なかなかチャンピオンになれなかった。
それが今年はトラック競技で世界チャンピオンが
男女とも誕生しました。
素晴らしい。
正直、オリンピックでの金メダルはパラリンピックだけ
だったけど今回は正真正銘の世界チャンピオン。
昔なら日本人には身体的ハンディーがあるとか
人種差別があるとかそう理由付けで世界的な
スポーツでは活躍できないとすり込まれていた「定説」。
でもオリンピックでは各種目に「何十年ぶりの快挙」が
珍しくない。
そうなると身体的ハンディーだけが全てじゃなかっただと
思えてくる。
私がレースメカニックをさせてもらっていた頃、世界選手権
での仕事もしてたけどその時にもそんなハンディーって
あるのかが疑問だった。
あれから時代も変わり、本人の努力だけでなく競技
取り巻く環境や仕組みが変わってきているんだなと。
選手の進化にあわせて周囲の環境も変わらなければ