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鉄蘇生術/2007.02.18

鉄は昔からある金属。
自転車にも長らくフレーム素材として使われてきました。
当時はもうアルミ時代でカーボン(CFRP)も流行の最先端。
でも鉄の良いところは修理出来ること。

あの時は転倒時にハンドルがフレームにヒット。
フレームは見事に曲がりました。
それも悲惨なぐらい。
でもクロモリ(鉄-スチール)ならば修理可能。
もちろん、塗装ははがれてしまいましたが。
まさに「蘇生」されました。
実はここだけの話、フレーム製作の現場で
働いていました。
現実にこんな事例はたくさんで修理というなの
蘇りを何度も見てきました。

現代ならば「エコ」だとかいわれるかもしれないけど
ではなく、このフレームがお気に入りだっただけ。
今ならアパレルの「お直し屋」さんですね。

大事に使いたい。
好きだから。


別に環境になんとかではなく

自転車って道具ですから大事に使いたい。
でも大事にするあまり使わないのは
もったいないのです。
ガンガン使って使えなくなるまで使う。
鉛筆ってエコシステムではなく
その書き味がたまらなく良かったから
芯が無くなるまで使った。

大事にするって使い倒すと相反しない。
使い倒すってそれだけ使うことだから

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