
勝ちたがりTV100回記念!島根の旅 映像制作の裏話
記念すべき第1回目のキューログは…私達が格ゲー業界に関わることになったきっかけ、弊社にとって非常に大事な案件です。
TOPANGAさんが運営する格ゲー配信番組、"勝ちたがりTV"の第100回記念で行われた島根の旅の映像編集です!
(なんと…1時間51分あります… そんなことある!??)
全てはここから始まったと言っても過言ではありません。
どうして弊社がこの動画を制作することになったのか…
それは私がある人物にゲームセンターで声がけしたところから始まります。
その人物はTOPANGA社長・・・豊田さんです!(別名:にゃん師さん)

そもそも私はTOPANGA TV・勝ちたがりTVのいちファンでした。
番組第一回から毎週毎週楽しみに視聴させていただいておりました。
会社を設立した私は安直にこう考えました。
「自分で会社作ったんだから好きなお仕事出来るかも!儲からない仕事も受けちゃってOKかも!!」
新宿のタイステ南口店というゲームセンターにストⅣの猛者たちやウメハラ一味が常駐しているらしいとの噂をキャッチした私は、こそこそと仕事の合間に視察(a.k.a.サボり)に向かったのでした。
何回か通っているうちに、とうとう…豊田さんを見つけたのです。
くわえタバコでタイガータイガーワロスワロスと殺伐プレイをしている豊田さんにお声がけするのはあまりにも(あまりにも)勇気が必要でしたが、
一世一代、己を奮い立たせて声をかけさせていただきました。
「すすすみません、トトトパンガの豊田さんですよね?
私トトトトパンガのファンなんです!何かお手伝いさせてください!」

この人に話しかけたんですよ?偉くないですか?あなたに出来ますか?
するとなんとまぁ、怖いなんてことは全く無く、物腰もやわらかく、名刺交換にも応じていただき、雑談の中で笑顔も見せていただき、私は人生終了警戒レベルを少し下げることが出来ました。

私が映像制作の会社を立ち上げたこと、立ち上げたからには何か好きなものと関わりたいんですと伝えましたら
「あ~!ちょうどいいのありますよ!」
と勝ちたがりTV100回記念の島根旅行動画の編集をご提案くださいました。
二つ返事で内容も聞かずに
「やります」
と断言した私は、いったいどんな案件になるのかも予想もつかない状態でしたが、配信の向こう側の人に会って話をした興奮で鼻息フンスフンスしながら帰路につきました。

後日、会社に豊田さんがクルマで撮影したビデオテープを届けに来てくれました。助手席にいるボンちゃんを見て
「(うわ~!生ボンちゃん~!!)」とファン心がかき乱されましたが、そしらぬ顔で「ウィッス」と受け取った私は、急いで撮影データを確認しました。
勝ちたがり天下統一の島根勢と!松江セガにて! pic.twitter.com/zMI3X05cWb
— BC/かずのこ(Kazunoko) (@kazunoko0215) May 25, 2014
そこにはギッシリと島根一泊二日旅行の楽しげ映像が詰まっておりました。
配信番組の裏側を見れて嬉しい反面、
正直こういった編集業務を全くやったことが無かった(映像制作経験ありといってもそれまではCG制作がほとんどでした)私はそのボリュームに青ざめつつも…
テレビ番組とかの見様見真似ではじめての編集をあれやこれや頑張り、なんとか納品することが出来ました。
「勝ちたがりTV」の配信当日、どきどきしながらモニターの前で自分の編集した映像を生視聴しました。
「視聴者はおれ!おれなんだ!!ファン目線を持ってるおれは視聴者のツボわかってるはず!!大丈夫なはず!!」
この時のどきどきは忘れられません。
結果は…
みなさん大喜びしてくれたようで、最高の気持ちでした。

マジで三人ともいまだに現役最前線なのスゴすぎる

編集してて餅さんの大ファンになっちゃいました


コメントでありがと~!だとか面白かった~!だなんて打たれるたびにぬおおお~と叫びたくなる衝動に駆られました。
そうです。
このとき、私は衝撃を受けました。
自分が作った映像で、ダイレクトに人が喜んでくれる。
という快楽をここで始めて味わったのです。
私はそれまででも映像制作という仕事を20歳から10年以上携わってきたのですが…【制作物を見てくれている人を見ること】はほとんどありませんでした。
テレビ番組、テレビCM、遊技機映像、ゲームPVに携わっても、その感想が直に届くことなど無かったのです。
「ここ面白いやろ」と狙ったポイントで「www」と草が生える…
「編集ありがと~!」と直でお礼を言われる…
インターネット生配信というものの新しさ・素晴らしさに改めて感動したことを覚えております。

こんな機会をくださった豊田さんには一生頭が上がりません。
(ありえないことですが)もし豊田さんが獄中生活などを送られることになったとしたら、必ず一度は差し入れを持っていきます!!!
そんな勝ちたがりTV100回記念、島根の旅の映像編集でした!
餅さんが大好きになってしまうであろう動画…ぜひ見てみてくださいね。(1時間51分あるけど…)
当時のコメント付きのものがニコニコ動画で残っていますので(はるか昔 我々の国にはzabac様という神さまがおってな)そちらで視聴いただくのが当時の雰囲気も味わえて素晴らしいかもしれません。
とにもかくにも、弊社のすべての始まりの動画編集、島根の旅でした!
つらつらと書いていったら長い記事になってしまったかも…ま、いっか!
こんな感じで連載してく予定です!ちょっとでも面白かったら拡散とかスキとかお願いします!モチベーションになります!!
ではまた!!