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【最新2023年6月14日】Shopifyの商品画像とフォルダ画像の困った仕様変更を検証

Shopify は常にバージョンアップしていて、仕様変更に気づかず…と言う誤操作でデータが消えてしまう!!
と言う事を回避するために、現状の画像ファイルの繋がりを検証!

Shopify の画像の種類


Shopifyには、私が知ってる限りでは3種類の画像のタイプがあります。

■商品画像のファイル

/products/ファイル名.jpg

ファイルフォルダにアップしたファイル

/files/ファイル名.jpg

テーマに仕様されている画像

/assets/ファイル名.jpg


この3種類の画像があります。
しかし、products は過去にアップしていた画像のみで、新規に登録した物は/files/になるようです。

店舗さんが普段さわる画像


普段作業する中で、店舗さんがさわる画像は

 ①商品画像
②ファイルにアップ(バナーなどに使用)

が主な使用になります。

①商品画像


商品登録画面から、商品にアップする画像です。
CSVで登録する場合にも、FTP等でサーバーに画像のURLを準備頂き、Shopifyにアップすると

/products/ファイル名.jpg

と言う形で、Shopifyの「商品画像」として保存されていましたが、新規に登録した物は

/files/ファイル名.jpg

に仕様が変わっていて、Shopifyの仕様変更前に登録されていたものだけが/products/になっているようです。

商品画像


②ファイルにアップ(バナーなどに使用)

コンテンツ → ファイル のフォルダにバナーなどに使用する画像を保存することが出来ます。

ファイル


今までの画像フォルダの繋がり


今までは

①商品画像
②ファイルにアップ(バナーなどに使用)

が全く別に分かれていたため、①商品画像で保存された画像ファイル一覧は見ることが出来ませんでした。

①商品画像 はShopify 内部に保存されていて、楽天・Yahoo!等のように商品画像ファイルのフォルダと、商品画像がリンクされているわけでは無く、BASE やカラーミーショップのように、アップした商品画像は、Shopify内部の「products」フォルダに保存されていました。

その為、CSVで商品画像をアップする時の案内として

1.ファイルフォルダに商品画像をアップ
2.アップした画像のURLをCSVに使用する
3.商品画像をアップした後は、アップするために使用したファイルフォルダの画像は不要になるので削除しても大丈夫

と言う案内をしていました。


ファイルフォルダの仕様変更????


バージョンアップは頻々にある物の、普段の商品登録の工程で「え???」と言う対応を店舗さんがしてしまう事がある可能性のある仕様の変更は、Yahoo!が「上書き」と言うCSVアップの仕様変更があった時以来。


商品画像を登録

 

②ファイルフォルダに追加されるようになりました。

 

リファレンスの項目に1個の商品と表示されています。

  

ファイルフォルダは products と言うフォルダでしたが、現在は全てがファイルフォルダにアップされる為、

/files/ファイル名.jpg

と言うフォルダに保存がされるようになっています。


1個の商品…という事は、商品自体をコピーしたらどうなる?


 

商品の複製なので同じ画像です。

 

しかし、画像は元の画像とリンクされているわけでは無く、別の画像として保存されます。

 


商品画像をファイルフォルダから選択できない?


商品登録で追加できる画像は

  • ローカルから選択する

  • URLの記入

のどちらかしかないので、フォルダにアップした画像は選択できません。

 

 フォルダにアップした画像のURLを使用した場合、商品コピーした時と同様に別画像としてフォルダに保存されます。


【注意】ファイルフォルダのURLをCSVの時に利用


CSVで商品登録をする時に

  1. ファイルフォルダに商品登録に使う画像を保存

  2. ファイルのURLを確認

  3. CSVにURLを記入

  4. 商品登録のインポート

と言う工程が推奨されています。


上が、ファイルフォルダにアップした画像
下が、上のファイルのURLを使って登録した画像

 

フォルダに2つの画像が作成される事になります。

1個の商品と書かれている画像は商品に使われている画像なので、削除すると、商品画像が消えます。

 

「ファイルに直接アップした画像」はあくまでもファイルフォルダにアップした画像なので、商品画像には関係ない画像になります。


商品登録をCSVで対応する時ファイルフォルダを使わない方が良い


上記でもお話しした通り

  1. 画像登録で登録した画像

  2. ファイルフォルダにアップした画像

どちらも「それぞれ別の物」としてファイルフォルダに保存されます。

CSVで画像をアップする時にはURLが必要になりますが、ファイルフォルダを画像サーバー代わりに使ってしまうと

「CSV用の画像」「商品画像」同じ画像が違うファイル名でそれぞれ残ります。しかも、「CSV用の画像」として既にファイルフォルダに保存されているので、「商品画像」のファイルは違うファイル名に変換されます。

これ、商品画像にアップしたし、フォルダの画像はいらないよね~~と「1個の商品」と書かれているフォルダの画像を削除すると、商品画像が消えてしまいます。

【注意】使っている画像は消さないように

 

仕様変更で便利な使い方も!


今回の仕様変更で「ファイルフォルダの画像を削除すると商品の画像も消える」という事が判りました。

商品画像の中で、この画像不要だな…と言う物がある場合、今までは商品登録画面から一つづつ削除するか、Matrixify 等のアプリを使うしか方法がありませんでしたが、見た目で判断できる物であれば、ファイルフォルダで画像を削除すれば、商品の中に登録されている画像を消すことが出来るようになったようです。


必要な方はお話ししましょう!


よく知りたいけどチョット意味が判らない…と言う方は声をかけてみて下さい! お話ししましょう!


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クエビコ CUEBKO | Shopify商品登録設計屋
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