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斧を研がない商品登録を後回しにする事業者たち- 木こりのジレンマ - 計算してみた

2025年があけて今年の目標を掲げる中で「商品登録の理解を高めてほしい」と言うのが今年の最大の目標。

そんな中で1つのnote が目に入った。

深津様の内容がとても解りやすかったので参考にさせて頂いています!


木こりのジレンマ

やらなきゃいけない大切なことがある。でも、日々の業務が忙しくて着手できない…このような問題を『木こりのジレンマ』と呼びます。

 


斧を研がない事業者たち

クエビコ「そんな斧では運営が大変でしょう。斧を砥といだほうがいいのでは?」と、事業者にクエビコは言いました。

事業者「そんなことは知ってるよ…でも、今日の仕事が一杯で、それどころじゃないんだ」と事業者は答えました。

 
 


売上を上げたいから森を増やす

事業者「それどころじゃないんだ、新しく森を増やしたから」と事業者は答えました。

クエビコ「忙しいんですよね?」

 
 


斧を研ぐ vs 研がない 運営者の差ゲーム!!

運営がしやすくなるように、技術や設計を強化した斧はどれほど差が出るのか? を考えてみる。


売上の差ゲーム!
①初期の人能力値はは100
②初期の道具能力値は1
③仕事を1日すると、能力値分×100円 の"売上"が得られる
④"訓練" を1日すると、能力値が+1増え
⑤500,000円 で②の道具を強化すると、道具の能力値が+1 増える
⑥能力値 × 道具能力値 = 実働能力値
⑦道具能力値レベル1追加で 30日訓練が必要
⑧1年間の成果をはかる

 

道具も良い方が良いし、持ってる斧も研いだ方が良いに決まっている!!

と言う事は解っていても、

毎日365日働く

人能力値 100 × 100円  × 365日 = 365万

 

いつもの切れ味の悪い斧に慣れてるから、安心だし…と、斧が壊れて使えなくなってから慌てる。


売上の計算式


■道具はそのまま自己能力を上げる
(初期人能力 + (訓練増加量 * 訓練日数)) * 100 * (トータル日数 - 訓練日数) 
=売上

 

最初の10日間、環境の整理や設計の強化をする
「先に斧を磨く」努力をすると

(初期人能力 + (訓練増加量 * 訓練日数)) * (トータル日数 - 訓練日数)

(100 + (1 * 10)) * 100 *  (365 - 10) = 3,905,000

255,000円 差が出ます。



1か月かかるような下準備の場

(100 + (1 * 30)) * 100 *  (365 - 30) = 4,355,000

705,000円 の差。


3か月かかるようなメンテナンスの場合

(100 + (1 * 90)) * 100 *  (365 - 90) = 5,225,000

1,575,000円 の差。


後回しにするほど、売上が消費し、先にやるほど売上が上がります。
※全ての内容について能力値が上がる訳では無いので概算です。


■最初に道具も強化した場合
((初期人能力 + (訓練増加量 * 訓練日数)) * 道具能力値 * 100 * (トータル日数 - 訓練日数)) - ( (道具能力値 - 初期道具能力値) × 500,000円)  = 売上

 

人能力値を上げるタイミングで、道具能力も同時に上げると効果が上がる場合があります。

しかし、道具は慣れ親しんだ内容と変わるので、訓練をせず道具だけ変えると悪化します。 訓練期間が 1か月〜3か月程度必要になりますが、効果は高くなります。

■道具能力を  +1追加した場合 (道具能力値 2) 訓練 30日

((初期人能力 + (訓練増加量 * 訓練日数)) * 道具能力値* 100 * (トータル日数 - 訓練日数)) - ( (道具能力値 - 初期道具能力値) × 500,000円)  = 売上

((100 + (1 * 30)) * 2 * 100 * (365 - 30)) - (( 2-1) × 500,000)  = 8,210,000

何もしないままの時より 4,560,000円 の差

道具そのまま訓練30日のみの時より、3,855,000円 の差


売りたいなら先に強化する


森はいつ増やすのか?
森があれば木材や松茸が手に入る訳ではありません。

増やすのはどんどん増やされるのに、切羽詰まらない限り錆びた斧を森の中で振り回しているのが、ECの「商品登録」の作業の中では多いです。

利益のために止めて整理とバージョンアップを決断された時はご相談下さい!!

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クエビコ CUEBKO | Shopify商品登録設計屋
私に焼肉食べさせてください🤤