大学生活は人生の夏休み?遊んでばかりのフラフラ大学生が、新人インターン賞を受賞するまでの話
はじめまして!
株式会社キュービックで長期インターンシップをしている廣瀨花音(ひろせかのん)です。
今回は私がキュービックで新人インターン賞を受賞するまでについてお話します。
大学生活で何かに熱中したい人・将来が不安な人にとって、少しでも前向きな決断をするきっかけになれると幸いです。
自己紹介
名前:廣瀨花音
大学:明治大学 商学部 4年
出身:埼玉県
MBTI:ESFJ(領事官)
サークル:野球サークルのマネージャー
好きなこと:ピアノ、ダンス、みんなでとにかくわいわい遊ぶこと!
過去のバイト経験:塾講師、カフェ
インターンシップを始めたきっかけ
私はキュービックに入社する前に、複数の企業でインターンシップを経験していました。
最初のきっかけは大学2年生の4月頃、友人の紹介で参加したインターンでした。
それまではコロナによる緊急事態宣言・受験から解放されて、サークル・バイト(最低限)・授業(最低限)に明け暮れ、朝と夜がどっちか分からなくなるくらいには自由奔放に過ごしていました。
将来への漠然とした不安はあったものの、周囲の大人には「大学生は人生の夏休み。好きなことをたくさんしなさい。」と言われるだけだったので、目の前の楽しいことに身を委ねる日々を送っていました。
そんな私だったので、インターンに参加していなければ遊び惚けて4年間を終えていたと思います、恐ろしい。笑
インターンで実施した新商品企画ワークは難しかったものの、メンバーと議論を重ね練り上げていく過程が、文化祭の出し物をみんなで決めていく感覚と似ており楽しいと感じたのを覚えています。
同時にビジネス基礎力の乏しさも痛感しました。
私はPCのタイピングすらままならなかったので、友人がExcelでグラフを作成しだした際には正直焦りました。
そして「稼ぎつつスキルを身に付けたい」と思い、秋からWebマーケティングを学べる会社で長期インターンを始めました。
前職ではPCの使い方からSEOテクニックまで幅広いスキル・経験を積めた一方、紹介案件の胡散臭さ・利益を重視した誇大広告・違反ギリギリのメディア運営に対して、「自分の仕事が誰のためになっているのかわからない」という思いが芽生えました。
創業2年目で入れ替わりが激しい会社だったこと・労働時間とタフネスだけが評価される環境だったことより、泥臭さだけが取り柄だった私はすぐにマネジメント層になりました。
しかし、他人をマネジメントできるほど自身の経験やスキルに自信がなかったこと、「誰かに貢献している実感」が欲しかったことから、インターン転職を考え始めました。
キュービックとの出会い
そんな矢先、キュービックと出会いました。
友人が働いていたことから社名を知っており、経験が活かせそうな業界だと思ったので、大学3年の就活時に3daysサマーインターンに応募しました。
キュービックでのインターンはマーケターのイメージを覆すものでした。
同じマーケティングという職種でも前職はひたすら数字と向き合っていたのに対し、キュービックは見えないユーザー、ヒトの心と向き合う会社でした。
またキュービックは就活生にも向き合ってくれる会社でした。
月に1回キャリア相談をしてくれ、就職先を悩んでいた私に対して「うちで働いて色々な社会人と話しながら考えてみないか」と提案してくれました。
こうして大学4年5月入社という異例の形で、私はキュービックの長期インターン生になりました。
キュービックのインターン生活での挫折
所属する人材事業部・人材コンテンツチームは、転職者に向けて転職サービスを紹介する比較メディアを運用するチームです。
社員の中にほぼ一人だけインターンとして飛び込む形だったので、自分がまだまだ学生レベルだと痛感する場面が多くありました。
基礎だと思っていた、スケジュール管理・目上の人とのコミュニケーション・報連相、何一つ完璧にできませんでした。
前職では仮にもマネジメントを任されていた立場だった私は、「私って大したことないんだ」と思う一方で、高校時代の顧問の「指摘されなくなった時は、できるようになった時か諦められた時だ」という言葉を思い出しました。それと同時に、「まだこんなに成長できる余地があるんだ」と気づき、久しぶりのフィードバックを嬉しく感じました。
それからの日々では以下3つを意識しました。
1つ目は、できる人を模倣することです。
習っていたダンス経験より「できる人の技術を盗むこと」が基礎力UPに最適だと考えていたので、全業務で社員を観察し模倣しました。
結果、チーム内で誰が何に従事しているのか把握することにも繋がりました。
2つ目は、質担保のために量を経験することです。
最短で成長する方法を考えた結果、タスクによってPDCAを高速で回す「質より量」が重要なことに気付きました。成果物は上司からのフィードバックを必ずもらい、振り返りの習慣をつけることで、確実に前進することを意識しました。(忙しい中付き合ってくださった上司には感謝しかありません。)
結果、質問すべき内容の見分け方や「上司ならこう考えるかな」といった物事の考え方もわかるようになり、一人で対応できる業務が増えました。
3つ目は、色々な社員の方と関わることです。
キュービックには社員とインターンのランチ文化があり、入社から2ヶ月間は毎日社員の方とランチに行かせていただきました。
中途入社の方も多く、リアルな社会人の裏話を沢山教えてくれました。
今まで社格に固執した「プライド就活」をしてきた私にとって、社員の方々の「自分のやりたいこと」と向き合う本質的なキャリア選択は、私にとって異質で視界が開けていく感覚でした。
社員とのコミュニケーションを通し、いつしか「自分が成果を上げたい」から「この人たちと成果を創りたい」に変化していました。
月間MVP賞・新人インターン賞の受賞と得たもの
月間MVP賞や総会新人インターン賞を受賞した際、嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。というのも、受賞に至った3ヶ月半は、ひたすら「どうしたらユーザーの行動を後押しできるか」に夢中になっていたからです。
また、挑戦を後押ししてくれた上司の存在が大きく「一人で受賞して良いのか?」とも思いました。
周囲の支え無しでは得られなかった成果でした。
大学時代に熱中できるものを見つけ、目標をチームで追いかけ、成果に繋げる経験ができたことは今後の職業人生において、間違いなく大きな財産になると思います。
最後に
キュービックのインターンで一番の収穫は「働くことは楽しい」と実感できたことです。
以前、代表の世一が「仕事には人生を変える力がある」と話していました。
2年ほどしかインターン経験を積んでいませんが、ほんの少しだけわかった気がします。
私はこれから社会人になるのが楽しみです。
これからどんな環境でどんな人が待っていて、どんな自分になれるんだろう。
前までは社会人になるのが嫌で将来が怖くて仕方なかったのに、本当に不思議です。笑
「大学生は人生の夏休み。好きなことをしなさい。」
あの言葉の後ろには「そして、価値観を豊かにしなさい」という言葉が隠れていたんだなぁと、4年経った今になって思います。
限られた4年間をどう過ごすか、行動次第でいくらでも結果は変わると、私は身をもって証明できます。
長期インターンは1つの選択肢であり、きっかけにすぎません。
3年前の私と同じように、熱中できるものが無い人・将来に漠然とした不安がある人は勇気を出して、新しい環境に飛び込んでみてください。
そしてその先がもしも仮にキュービックの長期インターンで、一緒に働くことができたらこの上なく嬉しく思います。
株式会社キュービックでは一緒に働く仲間を募集しています
採用サイトはこちらhttps://cuebic.co.jp/recruit/intern/