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Fail Fast(早く失敗しておけ)

こんにちは!慶應義塾大学商学部4年の山下です。キュービックに入ってもうすぐ1年になります。
今回は大学生活で長期インターンをするか迷っている方に、私がキュービックでインターンをしてよかったことを全力でお伝えします。

成果を出したかった、長期インターンを始めたきっかけ

コロナ禍で海外留学の道が断たれた私は、何か打ち込めるものを探したいと思い、大学1年生から公認会計士の勉強をしていました。父親が金融関係の仕事についていたことにも後押しされ、軽い気持ちで勉強を開始したものの、2年たっても合格することができませんでした。

なかなか合格できず歯がゆい想いをした私は「この世の中にはたくさんの仕事があるはず。自分のことをもっと理解して、本当に会計士が適職なのか見定めたい」と思い、仕事における自分の特性が一番わかりそうな長期インターンを始めることにしました。

ーWEBマーケティング領域を選んだら、すぐに失敗できた

会計士試験の勉強の教訓として、現状の実力と目標の差を自覚するのが遅いと、中々結果がでないと分かっていたので、【なるべく早く失敗したいな】と思っていました。誰でも気軽にアクセスできるため、常に自分の打った施策が何万人もの人に見られているweb上でなら自分の行ったことの成功・失敗がはやくわかり、失敗を次の成功に繋げることができるのではないかと思い、webマーケティング中心で探していました。
この見立ては正しく、現場入りして初めてのタイトル改善の業務で、ユーザーに多く検索されている単体キーワードをいれたのにも関わらず逆にクリック率は下がってしまったという事がありました。
ここから、失敗を分析すると、検索回数は少ないが、組み合わせで流入が稼げているキーワードを消してしまっていたことが判明しました。
この失敗から、絶対値の大きいデータのみで判断するのではなく、ユーザーが知りたいと思っている枝葉のニーズを包含したタイトルは何か考えることができ、次の改善では、CTRをあげることができました。

ー多種多様なインターン生がいるからこそ自分っぽさがよくわかった

キュービックでは、インターン生が100人ほど在籍しています。
これだけの人数がいるのであれば、自分の相対的な強み・弱みがよりクリティカルに実感できるのではないかと思い、インターン先を決めましたが、他のインターン生と比べることで、自分がチームのためになる仕事にやりがいを感じることや、物事を抽象化して考える事が得意なことがわかりました。また、仕事の進め方が上手い他のインターン生を模倣することで業務効率をあげるなど、インターン生の多い環境だからこそ得られるメリットはとても多いと感じます。他の長期インターンをやっている友達と話しても、ここまでインターン生が多い環境で働けている人は少ないと思います。


ー目標だったMVP達成

成果を出したいという強い思いで、長期インターンを始めたものの、入ってしばらくは、MVPをとりたい・表彰されたい!という大きい目標を上司に宣言することができませんでした。
今思うと、宣言して、できなかった事を想定して怖かったのだと思います。
しかし、自分の直属の上司が最優秀社員賞をとったこと、同じチームのインターンがMVPを取ったことから自分の中の負けず嫌いな気持ちが戻ってきて、失敗しても、それを改善して次に繋げればいいなと思えるようになりました。今ふりかえって、【高い目標を宣言しきれない】という一つの失敗をしたことも、後の成功に繋がっているのだと思います。
結果、
・担当した記事4本の施策全てで、数値が向上したこと
・課題設定と効果検証のフォーマットを作成し、施策立案と効果検証の質を向上したこと
この2つが評価され、MVPを獲得することができました。
キュービックではMVPを受賞すると、全社員の前で表彰され、上司からのコメント付きの表彰状が貰えるのですが、チームの皆が席まできてお祝いしてくれ、上司からの愛のある表彰状を渡されたときは、すごく嬉しかったし、認めてもらえた気持ちになりました。

ーインターンで学んだこと
私がこのインターンで学んだことは2つあります。
1つめは【仕事は他者への価値提供で成り立っている】ということです。
普通のアルバイトでは自分がそこにいる(=時間を売る)ことだけでお金をもらうことが多いですが、インターンはただそこに突っ立ているだけでは、なんの価値もうみだすことができません。

例えば、クレジットカード 年会費無料 と検索してくるユーザーへの記事を改善するとしても、ただ、年会費無料のカードを紹介するだけでは小さな価値提供にしかなりません。
上司から、ユーザーが顕在的に自覚している年会費無料という軸にプラスして潜在的な新しい軸を提供する(記事の中でユーザーに居場所を作る)ことが、価値提供になるのではとアドバイスを受け、潜在的なニーズを軸として提示することができました。
社員さんには劣りますが、仕事の本質が他者への価値提供であるということを頭に叩き込めたことはすごく良い経験になったと思っています。

2つめは【早く失敗しておく】ということです。
MVPを取りたいと言って取れなかったという失敗。会議で自分の意見を出せなかったという失敗。自信の合った施策で特に数値が変わらなかったという失敗。これらは、その原因を分析して考察して次のアクションに繋げる事ができれば、いずれ成功に繋がるということが実感できました。
失敗しても一緒にリカバリーの方法を考えてくれる社員さんのおかげで何度も挑戦することができたし、成功の対義語は失敗ではなく、挑戦をやめることなのだと気づけました。

ー今後の目標

現在は、今まで担当していた既存記事改善の業務から、毛色を変え、新規記事作成の業務にチャレンジしています。具体的にはクレジットカードを検討する大学生に向けた記事の構成~取材~実装を行っており、検索ボリュームが多い記事のため、上位表示されればかなりの売上が出る重要なプロジェクトです。責任を感じながらも、結果をだして今までお世話になった人たちに還元し、もう一度MVPを取りたいと思っています。

社会人としては、内定を頂いたEC業界で、インターンで見つけた自分の強みを磨きつつ、自分の力をもっとつけて、関わる人とwin-winな関係が構築できる社会人になりたいです。
ふりかえってみて、この会社には、自分がやるときめれば、できないこともサポートしてくださる方が本当にたくさんいるなと思います。
会計士の勉強をしたことも、失敗してインターンを始めたことも、希望する会社に内定が頂けたことも、繋がっていて、あの時行動してよかったなと心から思います。
一度しかない大学生活、腹をくくってCBに飛び込めば、必ず一歩成長した自分になれると思います!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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