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インクルーシブ教育って言うけれど大人側のマインドセットが大切

夜のオンライン座談会レポート

昨夜は参加者1名、運営メンバー4名とCuddleアドバイザー1名の6名が参加。

運営メンバーが参加した、桜ヶ丘中学前校長の西郷先生と明蓬館高校校長の日野先生の対談講座を視聴した時の話のシェアから、インクルーシブ教育についての話題になりました。

桜ヶ丘中でも明蓬館高校でも、生徒ファーストの教育を徹底していると感じ、それはまるで日本の既存の学校とは真逆な対応。生徒を規則に当てはめるのではなく、生徒のために規則を柔軟に変化させる、一緒に考える、生徒と教員の間の信頼関係を構築するという、当たり前のはずなのにとても貴重だと感じてしまうお話でした。

"信じてもらえるからがんばろうと思える…"そんな感想も出ました。

"北欧でのインクルーシブ教育の現場を見た時、子どもたちが、問題行動を起こす生徒に対してとても寛容な対応をしていたけどとても信じられない…普通なら腹が立つよね。"

"インクルーシブ教育って、保育園くらい幼い頃からやるのがいい…大きくなってから、社会的な差別の目が埋め込まれてからでは対応するのが大変に感じるよね。"

"幼い頃から、この子はこんな特性があるんだよ、と当たり前のように受け入れている環境で育つと、抵抗なくインクルーシブ教育が行われるよね。"

大人側のマインドセットが変わらなければ、子どもたちだけにインクルーシブ教育だの、主体的な学びだの、ただの押し付けになる…。

"インクルーシブと言って、常に異質な子どもたちを一緒にすることが最適ではないはずだし、あくまでも子どもたちが安心安全にその子の特性に沿ったサポートや学びの環境を用意する事が大人側の責任だよね。"

教員の数を増やす事、教室の数に余裕を持たせる事…兎にも角にも国が教育に予算をかけなければ達成されないこの課題。

"みんな、選挙に行こうね!そして教育に予算をかけてくれる政治指導者を選ぼう!"そんな話にもなりました。

国力を上げたければ国の宝である全ての子どもたちが取りこぼされる事なく良質な学びを受けられる環境を整える事が大切です。

私たち一人一人が、他人事とせず、子どもたちのために出来る事をコツコツ考える、行動する…そんな事が必要だと感じました。

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