祖母の習性〜英語編〜
先日、朝のコーヒータイムにブドウと柿を食べていたとき。
僕「ぶどうは英語でなんでしょう」
祖母「グレープ!」
僕「では柿は?」
祖母「なんだっけ」
四男「(スマホで調べながら)パーシモンだってさ」
祖母「ファーシモン?」
四男「パーだって。per」
祖母「パーね。
ピー イー ェァアール
」
で、出た〜。「英語をちょっといい発音で言う」習性が出た〜。
祖母の、日常的に見られるこの習性。
例えば、祖母はしょっちゅう家の中でカバンを紛失するのですが、そのときも必ず
「ホゥェア リズ マイ ベァッグ?」
とかつぶやきながら探していますし、
さらに目に入った英単語を音読するという習性もあるので、例えばコーヒータイムに机の上に明治のチョコレートでもあろうものなら、
「チョコレイトゥ」
などと、誰に言うでもなく、しかしこちらにはしっかり聞こえるようにつぶやきます。
いずれの例においても、言外に「ポン女の国文科を卒業していて英語ちょっとかじってます感」が感じ取られて、少しイラッとくるのが特徴です。
昔よく勉強したんだなーとは思いますが、特筆すべき例としては、高速道路を車で走っているときに
「ホテール ココナッツ」
などとラブホテルの看板を読み上げるという形で習性が発揮される事例があるので、こういうときは口にブレーキをかけるべきと思います(車だけに)。
P.S.このときは家族以外の人も車に乗っていたので、ちょっとシーンとして面白かったです。