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栃木ってステキ!を伝えられたらいいな。TANOKURAさんでの新連載「お散歩日和」始まりました。

「おっこのお散歩日和」はじまりました。

TANOKURAを見て、読んでくださっている方。
たまたま見かけて読んでくださっている方、始めまして!

栃木暦2年、平日は車なし・歩くの大好きのイラストレーターです。
栃木は、大手企業もたくさん集まる街。
転勤、入学などでこの春栃木に引っ越して来た方もいるかもしれませんね。
ようこそ!栃木へ♫

地元の方だけでなく、そんなビギナーの方にも。
栃木って楽しい!というヒントになるような
記事が書ければと思っております。
これからどうぞよろしくお願いします。

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連載スタートに寄せて

栃木に来て2年。すっかり「宮っこ」と自負する私ですが、新参者としての目線を忘れたくない!というのがモットーです。
それはなぜか?その思いを語ってみようと思います。

私の栃木への引っ越し談を少し

栃木・宇都宮へ来たきっかけは夫の転勤の都合。急に今まで縁もゆかりもない土地に住むこととなりました。
生まれ育った千葉市と比べて、ちょっとだけ東京が遠のき、そして海がなくなりました。
でも!その代わりに、どこからでも遠くに男体山や筑波山の美しい山並みが見えることが当たり前に。(千葉は高い山が本当に無いんです)
空気が綺麗で、街中でも川の水がきれいなことにも毎日ビックリ。

中心から少し離れると美しい田園が広がる

引っ越してからしばらく、キョロキョロと空を見上げて山並みに感動し、突然現れる蔵を見るたびに携帯で写真をとっている私は、地元の人からみるとかなり不思議だったかも…。それだけ、千葉のいわゆるベッドタウン育ちの私は、生活の中で『自然』を感じることが新鮮で。それを生かした『農業』という営み、『歴史』や『風情』のようなものを感じるたびに驚いて、自然と街が上手に共存している美しさを感じて、感動しました。

昔ながらの建物、たまらない

宇都宮での物件をついに決めた後、駅前の宮の橋から田川を眺めて、「私が暮らしてきた街の中で一番好きな風景かもしれないな…」と感動した気持ちは今でも忘れられないし、忘れたく無いなぁと思っています。
(千葉、東京、埼玉に住んだ経験の中で、
最も「都(みやこ)」としての美しさを感じました)。

宮の橋から田川を眺める風景が好きです♫

車社会の宇都宮でこそ、「歩く」おもしろさ

「栃木まだ来たばかり」
「引っ越しを考えているよ」
という方には一つ言っておきたいことがあります。
それは一部街中を除いて、めちゃくちゃ車社会だということ。

私は運転が苦手で今でも車を所有していません。
結果昨年から駅近に住む選択をしましたが、それまでにたくさん洗礼を浴びました。

・非電動自転車で走り回ったら無謀だった思い出

駅が少ない宇都宮。しかもバスの乗り継ぎは、慣れるまで超〜難しい。
また、「一駅歩く」という行為が都内では特に当たり前ですが、「バス停降り間違えても歩けばいいや」という感覚だと、えらい目に笑。
しばらくは途方に暮れることも多々。ちょっと苦労しました。

しかし、実際は希望がたくさん。
まず今年開通のLRT

それに伴いバスの本数も増やすそう。
これから交通の便が、より良く、そしてわかりやすくなるといいなあ。と期待しています。

そして、3月中に宇都宮の街中周辺に設置されたLUUP

こちらは残念ながら、3月いっぱいの実証実験とのことでしたが
街中でサイクリングを楽しむ光景を見て、
「宇都宮って自転車と相性いいな」と改めて感じました。
実は駅前や街中には便利なレンタサイクルがあります。

車を止めて、自転車でぷらぷらするのもとっても楽しい♫
ぜひ、天気の良い日には
お一人で、ご家族で、恋人と。
てくてくお散歩をおススメします!

「よくきたね!」と言ってあげられる街に

2021年は「魅力度最下位」の哀しみの年

私が引っ越してきた2021年は、ちょうど栃木が「魅力度ランキング」で最下位を取った時。

それもあってか「千葉から栃木に越してきた」ことを告げる度、地元の方から「それは残念…都落ちネ…フフ」と鉄板ジョークのように言われました。
それも、一人二人ではなかった…
物件めぐりの際、不動産屋さんにまで言われましたから、地元の方が感じている満足度の低さに驚いた記憶があります。
でも、2年住んでみてわかってきたのは、「栃木県民は謙虚」(そしてシャイ)という性質。だからこそ、一旦敷居を下げてくれていたのかもしれませんね。そんなところも含めて、大好きです。

「よくきたね!」と言ってあげられる街に

「魅力度ランキング」だけが全てではないですが、例えば私の両親の故郷は鹿児島ですが、16位と健闘しています。
九州の最南端だけにあるため他県からすれば不便ですが、街中には路面電車が走り、歴史もあり、何より人々の地元愛が強い。タクシーに乗れば「ようきてくんなさったねえ〜!」と歓迎モードです。

私からすれば、宇都宮は今後LRTという路面電車も予定し、日光や那須もある栃木。しかも都内まで新幹線で1時間以内という好アクセス環境も含めて、鹿児島と全然負けてない。最高じゃないか…と思うんです。

まずは、私自身が訪ねてきた友人に、「よくきたね!」と案内できる大人になってみよう。子供たちにもこの街を好きになってほしい。そんな思いでこれからも、魅力をいっぱい発見していきたいと思っています。

それでは、
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

おっこ

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