お部屋に合わせたカーテンの色選び|cucan お部屋作りのコツ
「カーテンの色選びって難しいな・・・」
そんな風に思ったことはありませんか?
カーテンはお部屋の中で大きな面積を占めるので視界に入りやすく、デザインや色によってお部屋の印象がガラリと変わります。
今回は、カーテンの色がもたらす効果と、お部屋に合わせたおすすめのカーテンの色をご紹介します。
色彩心理学から見るカーテンの色がもたらす効果
色彩心理学では、色が人の心に与える影響について研究されています。
カーテンの色を選ぶ時にこの色彩心理学の知識を活かすと、より自分に合ったお部屋を作ることができます。
赤色:情熱、興奮、活力を象徴する色。食欲を刺激したり、集中力を高めたりする効果も。
オレンジ色:温かみ、活気、友愛を象徴する色。食欲を刺激し、コミュニケーションを活発にする効果も。
黄色:明るさ、希望、楽しさを象徴する色。集中力を高め、創造性を刺激する効果も。
緑色:安らぎ、癒し、調和を象徴する色。自然を連想させる色なのでリラックス効果が高く、視覚疲労を軽減する効果も。
青色:冷静、落ち着き、信頼を象徴する色。集中力を高め、睡眠を促す効果も。
紫色:高貴、神秘、創造性を象徴する色。リラックス効果が高く、精神安定に役立つ効果も。
このような色のもたらす心理効果を参考に、お部屋の用途やあなたが求める雰囲気に合わせて、カーテンの色を選んでみましょう。
お部屋別!おすすめのカーテンの色
リビング
リビングは家族が集まる空間であり、くつろぎやコミュニケーションの場です。そのため、暖色系の色を選ぶと、温かみのある居心地の良い空間になります。
オレンジ:活力と幸福感を高め、食欲を刺激する効果も期待できるので、家族団らんの場にぴったりです。
イエロー:明るく楽しい雰囲気を作り出し、創造性を刺激します。
グリーン:自然を連想させる色なのでリラックス効果が高く、安らぎを与えます。
寝室
寝室はリラックスして眠るための空間です。そのため、落ち着いた雰囲気を作り出す寒色系の色がおすすめです。
ブルー:気持ちを落ち着かせ、安眠を促します。
パープル:リラックス効果が高く、ロマンチックな雰囲気を演出します。
グレー:上品で落ち着いた雰囲気を作り出し、安眠をサポートします。
書斎
書斎は集中して仕事や勉強をする場所です。そのため、集中力を高め、生産性を上げるような色を選びましょう。
グリーン:集中力を高め、目の疲れを軽減する効果があります。
ブルー:気持ちを落ち着かせ、冷静な判断を促します。
グレー:落ち着いた雰囲気を作り出し、集中力を維持します。
子供部屋
子供部屋は、お子様がのびのびと成長できる空間です。そのため、子供の心を刺激し、創造性を育むような色を選びましょう。お子様の年齢や好きな色に合わせて選ぶことも大事です。
イエロー:明るく楽しい雰囲気を作り出し、好奇心を刺激します。
ピンク:可愛らしく、あたたかい雰囲気を作り出します。
ブルー:心を落ち着かせ、集中力を高める効果があります。
家具や壁とのカラーコーディネートを楽しもう
カーテンの色を選ぶ時は、その部屋の家具や壁の色とのバランスも重要です。組み合わせる色によって、お部屋の印象が大きく変わってきます。
1.同系色でまとめる
家具や壁に近い色のカーテンを選ぶことで、お部屋に統一感が生まれ、落ち着いた雰囲気になります。
明るめの同系色を選ぶと、視覚的に広がりを感じさせ、リラックス効果も期待できます。
2.補色でアクセントをつける
緑と赤、青とオレンジなど、色相環で正反対の色を組み合わせることで、お部屋にメリハリが生まれます。
思い切った配色に挑戦して、個性的な空間を作りたい方におすすめです。
3.無彩色でまとめる
白、黒、グレーなどの無彩色は、どんな色とも合わせやすく、すっきりとした印象になります。
流行に左右されにくいので、長く使えるのも魅力です。
おすすめの色の組み合わせ
ホワイト×グレー:シンプルで洗練された空間
ベージュ×グリーン:自然な温もりを感じる空間
ブルー×ホワイト:清涼感あふれる爽やかな空間
パープル×グレー:上品で落ち着いた空間
カーテンの色選びのポイント
お部屋の向き
南向きのお部屋は日当たりが良いので、寒色系のカーテンで涼しげな印象に。北向きのお部屋は、暖色系のカーテンで明るく温かい印象にすると良いでしょう。
お部屋の広さ
広い部屋には濃いめの柄や色物のカーテンを、狭い部屋には明るい色やシンプルなデザインのカーテンを選ぶとバランスが良くなります。
素材
光を通すレースカーテンや、遮光性の高いドレープカーテンなど、素材によってもお部屋の雰囲気が変わります。
カーテンの色選びは、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
ぜひあなたのお部屋にぴったりのカーテンを見つけて、素敵な空間を作ってくださいね。