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非遮光カーテンで上手に光を取り入れよう|cucan お部屋作りのコツ

カーテンを選ぶ時、デザインや価格で迷うことは多いかと思いますが、遮光にするかしないかという点も、悩みどころのひとつではないでしょうか?

「遮光カーテンを探しているのですが・・・」というお声は、私たちも普段お客様からよく伺うことが多いのですが、非遮光のカーテンを探しているというお客様はあまり多くない印象です。

「非遮光」のカーテンと言うのは、遮光性能を表示してない生地のカーテンです。遮光性能には基準があり、基準値をクリアすると等級を表示する事が出来ます。


基準値をクリアできない生地の場合は、遮光性として販売する事はできませんので、非遮光として販売しています。

ところが、非遮光カーテンにも嬉しいメリットがたくさんあるんです!
あえて遮光性ではなく、外の明るさを感じたり、軽い生地だと風にふわっと揺れるのを感じたり出来ます。

ライフスタイルによっては遮光カーテンより使い勝手がいいことも◎

今回はそんな非遮光カーテンの魅力についてご紹介します。


非遮光カーテンとは

生地に黒い糸を織り込み、光を通さないように作られたカーテンが、遮光カーテンです。
それに対して、黒い糸が織り込まれておらず、ある程度の光を通すカーテンが、遮光なしのカーテン(非遮光カーテン)です。

遮光なしといっても、全ての光を通してしまうわけではありません。
生地の色や厚みによって、光の通り具合は様々ですが、基本的にレースカーテンとセットで使用する場合には、外から中が丸見えになるということはありません。

非遮光カーテンの魅力

遮光カーテンはお部屋を暗くして眠りを促すのに最適ですが、非遮光カーテンにもたくさんの魅力があります。

1.目覚めが良くなる

朝、太陽の光を感じて起きたいという方には、非遮光カーテンがおすすめです。遮光カーテンの場合は光を遮ってしまうので、朝でも部屋は暗い状態になり、特にお子様などは寝坊が多くなるという話もよく耳にします。
その点、非遮光カーテンなら、カーテンを閉めた状態でも外の明るさを感じることができるので、太陽とともに目覚めることができます。
また、日光を浴びることで骨の新陳代謝を活性化したり、うつ病予防の効果も期待できます。

2.大きな面積でも圧迫感が少ない

カーテンは壁の広い面積を占めるので、お部屋のインテリアの印象を左右する重要なアイテムです。
遮光カーテンはその構造から厚みのある生地が多く、黒い糸を織り込んでいるため、色味も少し暗くなってしまいがちです。
非遮光カーテンは、比較的薄めの生地で明るいデザインのものが多く、大きな窓に吊るしても圧迫感が少ないので、リラックスできる空間が作れます。
また、遮光カーテンに比べて軽量なものも多いので、洗濯などのお手入れが簡単なのも魅力です。

3.素材の種類が豊富

遮光カーテンはポリエステル素材のものがほとんどですが、非遮光カーテンはポリエステルの他にも、リネンやコットンなどの天然素材を使ったものも多く販売されています。
天然素材のカーテンは日光が当たると柔らかく光り、自然の風合いや生地感を最大限楽しむことができます。
ナチュラルテイストや北欧テイストのインテリアに合うカーテンを探している方や、ファブリック好きの方には人気のカーテンです。

注意したいポイント

非遮光カーテンを使う上で、いくつか気を付けたいポイントがあります。
少し工夫すれば改善できるものも多いので、上手に非遮光カーテンを使った暮らしを楽しみたいですね。

1.プライバシーの確保

非遮光カーテンは光を通しやすい分、外から室内の様子がわかりやすいというデメリットがあります。
戸建てや低層階に住んでいる等、室外からの視線が気になる場合には、レースカーテンを重ねて使うことで、外から室外の様子が見えづらくなります。

2.日焼け対策

夏場など日差しが強い時期に非遮光カーテンを使っていると、家具の日焼けが気になる場合があります。
窓際に家具を置かないようにするのが一番ですが、間取りの関係などで難しい場合も多いはず。そんな時は、UVカット効果のあるミラーレースカーテンを一緒に使うのがおすすめです。


非遮光カーテンは、お部屋を明るく開放的な雰囲気にしてくれます。
また冬の寒い季節には、非遮光カーテンで暖かい光を上手に取り入れることで、身体も心もホッとするおうち時間を過ごすことができます。
ぜひあなたのお部屋にも取り入れてみてはいかがでしょうか。