旅猫リポート〜家族ってなんだ
こいつだって家族だ!
注)映画、原作のネタバレあります。
おうち時間が多い中、Amazonプライム・ビデオで映画をみました。「旅猫リポート」原作:有川浩
有川さん作品は好きで、原作はいろいろ読んでます。
旅猫は読んだはずですが、あまり記憶になく。。。
なので、先日映画を見てみたら、、、
泣けて!(号泣ポイント多し)考えさせられる!映画でした。
タイトルの猫🐈からのこいつだって家族だ
から、猫だって家族ということはすぐにお分かりになったと思います。
両親を突然交通事故で無くしたさとる当時小学6年生(主人公)は叔母さんに引き取られますが、その時に飼い猫であるハチは飼えないと言われます。
叔母さんは転勤が多い仕事で法人契約の賃貸なのでしょう、「動物は飼えないの」と。
でもさとるは一生懸命訴えます。
ほら、みて!(家族の写真アルバムを見せながら)
ここにも、これにも、全部ハチが一緒に映ってる。
こいつだって家族だ、猫じゃない!家族なんだ。
ほら、見てよ、ちゃんと見てよ!
ここにも、全部一緒でしょ!これだって、ここにも!
両親を突然亡くし、可愛がっている愛猫ハチともお別れしないといけない、一気に家族がさとるからいなくなります。
号泣ポイント1
猫だって、家族、そう思います。
一緒にご飯を食べて、一緒に寝て、写真に映って、お出かけして。血縁ではない家族的つながりは十分にある。
ほとんどよく知らない親戚よりよっぽど家族だと思う。
家族って、なんなんだろうなぁ、と考えるのですが、この映画、そこだけじゃないんです。
交通事故で亡くした両親ですが、実は血の繋がりが無かったのです。しかもそれは叔母さんも知ってました。むしろ叔母さんが仲立ちしている。そして叔母さんはさとるを引き取るタイミングでその真実を伝えます。
兄さん達に引き取られて、さとるは本当に幸せなのよ。あんな人たち(実の父母)にゴミのように扱われて、、、よっぽど幸せなんだからね。
その血が繋がってない甥っ子を結婚もしていない、バリキャリの叔母さんは、さとるを姉の子どもだから自分が引き取る、と親戚が文句を言う中(よくある押し付けあいの末の施設に入れる話)、押し切ります。
血は繋がってない。
でも姉さんと義兄さんの子ども、大切に育ててきた子だから、と引き取るのです。
(ここはくぼ的な心情よみとり)
家族って、血縁者を指すのでしょうか
家族って、なんなんでしょうね。
愛猫も愛犬も、飼い主からしたら家族でしょう。
血は繋がっていなくても、家族でしょう。
夫婦だって、血縁関係ではない、けど家族でしょう。
@石山アンジュさんの住んでるciftだって、拡張家族として、仕組みで家族になってる。
私が暮らしているコレクティブハウスでも、血縁の家族以上に家族的な繋がりがあったりもする。元々住んでいたシェアハウスでの繋がりは、家族的で姉も兄も結構いる。笑
生活を共にして、時間と行動と想いをたくさん共有して、いつのまにか家族的な関係になってるんだろうなあ。家族的だなって思えば、家族になるのかな。
血の繋がりって、すごい事だけど、繋がりをつくって、繋がりを大事にすることも大事だな、と思うのです。
コレクティブハウスは仕組みがある暮らし。
繋がりをつくって、孤立孤独ではない暮らしを自ら作っていきます。賃貸です。
今は町田のプロジェクトが入居者を募集中です。
家族ってなんだろうね、繋がりのある暮らしに興味が出た人はぜひ、こちらのホームページを覗いてみてくださいね。まちのもり本町田
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