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相続登記やってみた

2024年4月1日、不動産の相続登記の申請が義務化が施行されました。
●不動産を取得した相続人に対し、その取 得を知った日から3年以内に相続登記の申請をすることを義務付ける。
●正当な理由がないのにその申請を怠った ときは、10万円以下の過料の対象とする。
登記→法務局=法務省管轄 特設ページのリンクを貼ります

相続登記の義務化にあたって、法務局の登記手続き相談の予約は連日満員。
電話で予約しようとすると、2・3週間先と案内されたことも。

福祉宅建士=福祉と不動産プロである私ですが、不動産取引において登記は司法書士の先生にお願いするのが常。

ですが、今回不動産の相続登記を自分でやってみました。
(書類準備や申請サポートを親族として行なったということ)
宅建持ってるし、不動産のことはある程度わかるし、大丈夫だろうと思っていたら、、、それが結構大変でした。

この経験が他の方のお役にたつこともあると思うので、シリーズで記事にします!1記事では書ききれません…。


この相続登記は、祖父の相続

相続発生から約13年経過しているものの、実は不動産の相続登記はまだしていなかった・・・。
相続人は祖父の配偶者・長男・次男の3人。
対象の不動産は、
京都市にある祖母が住んでいる家と長岡京市にあるプレハブ事務所。
私は次男の長女で、相続人ではないので、私が申請するわけではない。

以前から、父(相続人・次男)に相続登記が義務化されるし、罰則とかもあるから早めにやっといたほうがいいんじゃないか、と伝えていたのです。

しかし、父は

「ばぁさん(相続人・配偶者)が亡くなった後でいいやろ」
「ばぁさんのところは兄、事務所で使っているところは自分」
「ちゃんと決めてるし大丈夫。」と。
私も最初はまぁ、相続人がそういうなら、、、と思っていたのです。

でもやっぱり気になる(宅建士なので不動産のことは気になる)
おばあちゃんがいつまでも元気とは限らないし、気になる
(社福士なので祖母の状態・意思判断能力とかも気になる)

とりあえず、謄本取っておいて、フォローできるようにしておこうか。
と動き始めたのが2年前。

謄本を取得してみたら

「え?ちょっとまって、どういうこと?」と
疑問点・問題点がでてくる出てくる…。

その問題を解消するのにてんやわんや。
その辺りをありのままにこのシリーズ記事で記録していこうと思います。

ここ(謄本取得前)までに把握していたこと

・相続人は3人(当時:祖母90歳ぐらい、長男70歳ぐらい、次男68歳)
 →祖母や叔父(長男)の年齢はだいたいそれぐらいだろうの把握
・対象の不動産は祖母宅と父が使用しているプレハブ事務所
・最終的にそれぞれの不動産をどちらが取得するかは兄弟間で決まっている

次回、謄本取得後にわかってきたこと、を記事にしたいと思います。
実際の謄本もモザイク加工して、実際どんな感じかをお見せできればと思います。

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