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JustKeepDrawing#031 モルフォ人体デッサンの模写完走しました

7/1から始めて12/5まで約5か月かけて完走することができました。

大体、1日1時間を週6日行うというペースで進めてきましたので、時間にすると135時間程かかった計算になります。
ぶっ通しでやれば高々6日分にも満たない時間なので意外と短い?という感じもしますが、それでもやっと終わったというのが正直な感想です。

模写した数でいうと、938体(細かいものはまとめて1体とカウントしているものがある)でした。
計算すると1時間に約7体というペースです。

描いたものをいくつか上げてみるとこんな感じです。
写真取り込みで、レベル補正を掛けているので、若干感じは変わっていますが、すべてスケッチブックかクロッキー帳に鉛筆で描いてます。

最初期
慣れてきたころ
手、手、手
足、足、足

最初はBの鉛筆を使用していましたが、固いと感じたのですぐに2Bもしくは4Bを使うようにしました。
デジタルでやるという考えは最初からありませんでした。
デッサンって書いてあるんだから鉛筆じゃないの?というだけで、深い理由はない。

進め方としては、表紙から最後のページまでを順番通りに模写しました。
好きな順で進めると、後でどれを描いたか分からなくなりそうなのが、性格的に嫌なのでそういう進め方をしました。

模写と言っても写すことを目的とするよりは、筋肉、骨の位置や形、構造をしっかり確認しながら描くということを意識していました。
それでも、時々飽きてくるのでそういう時は、形を追って完コピを目指してみるなどの変化を付けたりして乗り切りました。

で、やってみた成果としては、骨、筋肉の理解が進んだことで人を描いたときの誤りに気付きやすくなったと思います。
後は手癖の精度が上がったということも実感しています。

また、副作用というとあれですが、意識しないとやたら筋肉質に描くようになってしまっているので、その辺りはこれから少しずつ調整していく必要があると思っています。

あとは、この本だと服とか髪とかは描けるようにはならないので、今後はその辺りの方も取り組みたいと考えています。

モルフォ人体デッサンの話はそんなところで、次はいつもの成果物です。

今週の一枚

夜、街灯の下に立つ少女

昼、夕方、と続いたので次は夜の情景を描いてみました。
夜にこんなところで、この少女は何をやってんだろうかという突っ込みたくはなりますが、雰囲気はなかなかいい感じに描けたのではないかと思っています。
あと、初眼鏡キャラを描いたと思っていたのですが、初めてじゃなかった。

ネガティブ

  • うわっ、街灯の数多すぎ。立ち位置とカバンの大きさなどから考えると相当間隔が狭いですねこれは。
    原因は、パースに乗せようという意識しかなく、奥行き方向の圧縮具合に関してまったく意識が抜けていたこと。
    パースグリッドの1マス何mみたいなことをあらかじめ考えておかないといけないですかね。

ポジティブ

  • 圧縮具合は意識できていなかったが、パース線には乗った絵が描けたと思う。

  • 顔回りの光の反射の表現、川の表現は気に入っている。
    なお、川についてはカラーラフでざくざく描いていたら、偶然いい感じになったので、ほぼそのまま使用している。今後はたして再現できるのだろうか。


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