JustKeepDrawing#026 線で立体感を出すときは裏面を意識するとよさげ
以前読んだ本では、上手い絵の定義の1つに「立体化がある」というものが挙げられていました。
初心者あるあるとして、絵が平面的で立体感がないというのは必ず言われることだと思います。
塗る段階であれば光と陰で表現できますが、立体感を線で描くときはどうすればよいかというとき、裏面があるということを意識して、この裏はどうなっているのかを考えるようにしたら描きやすくなりました。
意識するだけでなく、実際に裏側の線も色を変えてみるなどして引いてみるとより効果的です。
裏がどうなっているのかを考えながら描くというこは、それはつまり立体を意識せざるをえないわけです。
そんなわけで、悪くない方法なのではないかと思ったので、書いてみました。
今週の一枚
アイドルの方と思われる写真を参考に、描いてみました。
背景はフリー素材を加工したものを使用しています。らくちんですな。
全体的に華やかで可愛く描けたかな。
今週は平日にシワの描き方を練習していたので、それも少しは反映することができたと思います。
反省会
今回からは、反省会のコーナーを設けてやっていこうかなと思います。
毎回10時間ぐらい向き合って描いているものなので、描いて「はい終わり」とするのは少しもったいと気づいたため。
アップしておいて自分でケチをつけるのは少し心苦しいところはありますが、気にせずやっていきましょう。
将棋や囲碁の対局後に行う感想戦に臨むようなものだと思って行きましょう。
今回描いていて気になった2点あり、1つは首の付け根、もう1つは左手の角度です。
気づいたときは、もはや修正が難しい段階だったので、そのまま描き上げました。
首の付け根に関しては、頭の位置がおそらくずれている。
首の位置に対して頭が後ろに行き過ぎているのではないかと思う。
首は頭の真ん中ではなく、後ろ寄りに付いていないといけないので、それが違和感の原因になっていると思う。
対策としては、頭の下に円柱を描いて形をとるということになります。
あとは、人の首は耳の後ろあたりから出るという意識も必要でしょう。
イラストの場合はデフォルメが効いて首が頭に対してかなり細くなりがちで、その通りになっていないことも多いです。
わかっていてやっているなら良いですが、そうでないならただ違和感に繋がってしまいます。
左手の角度については、骨を折らないまでも相当無理をしないとこの角度にはならないはずですし、それでももっと肩が開くはずです。
肩や上腕をこの角度にするなら、前腕をもっと手前側に向ける必要がありますね。
というわけで今回はこんなところで終わろうと思います。
追記
仕上げのレイヤーが非表示になっていた状態でアップしていたのに気づいたので画像を差し替えました。
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