ウェビナー?オンラインイベント?実施にあたって最近調べた事と注意点
今回担当のタカシマです!
さて、秋になりウェビナー、オンラインイベント等、リアルで開催が難しいイベントをオンラインで!みたいな事が増えています。
デジタルなんか苦手だよ!なんて人もそんな事言ってられない今日この頃。この手の相談は好きだけど、相談されるとビクビクしてしまうヘタレな私が最近調べた事から、「ツール」、「機材」、「アーカイブ配信」について簡単にかつ、要点・注意点だけを簡単にまとめてみました。
※ウェビナー・・・ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語
■ツール
とにかく無数に色々あります。
そんな中で私が個人的にオススメするのは「ZOOM」。
とはいえ、調べただけで実施に至ってないので、実際はどうかは不明ではありますが、普段のオンライン会議でも断トツに使いやすいと個人的には思っています。
“わかりやすいという点”や、“困った事があってもネットで調べれば色々情報が探せる”また“ビジネス利用を推奨”しているこの点からオススメします!
ところでこの「ZOOM」には2種類あるのはご存じでしょうか?
通常会議でよく利用するのは「ZOOMミーティング」になりますが、それとは別にウェビナー専用の「ZOOMウェビナー」というものがあります。
違いを簡単に説明すると、「ZOOMミーティング」は参加者全員自由に話す事ができますが、「ZOOMウェビナー」など発言できるのはホストとパネリストのみになります。
参加者とはチャット機能や質疑応答機能の文字入力のみのコミュニケーションが出来るだけになります。
登壇者の方がいてその方の話を聴くようなセミナーを開催する場合は「ZOOMウェビナー」での開催が良いでしょう。
但し、「ZOOMウェビナー」の場合、参加者をグループに分けてディスカッションしてもらう時に利用できる「ブレークアウトルーム」機能がなので、
そのような内容を実施する時は「ZOOMミーティング」の利用をオススメします。
「ZOOMウェビナー」は、有料。「ZOOMミーティング」は無料版もありますが、40分しか利用できないのと制限が色々あるので、自分でウェビナーを開催して利用する場合は有料での利用をオススメします。
■機材
基本、カメラ・マイク搭載のパソコンでもスマホでもパッドでもあればそれで開催は可能です。でも、登壇者が何名かいたりした場合、ソーシャルディスタンスを守って座ったりすることを考えると、これらツールだけでは、難しい場合もあります。
その場合、ビデオカメラ、マイクなどを用意して、お持ちのノートPCをつないで実施と考えると思います。
そこで、注意!
ノートPCにはHDMIの挿し口がついている場合もありますが、そこにビデオカメラのHDMIからのケーブルを指してもダメです。
何故なら、ノートPCからのHDMIは出力になるからです。
(だから、プロジェクターからのHDMIケーブルをパソコンにさせば、ノートPCの画面がプロジェクターに映し出せるのです。)
そんなバカみたいな事、思う人いるの?と思う方もいるかと思いますが、結構そう思う人多いそうです。ビデオSALON2020年8月号「ライブ配信の教室」からの情報ですけど。
では、どうすればよいのか?
簡単に書くと、
ビデオカメラ→HDMIケーブル→コンバーター→USBケーブル→ノートパソコ
ン
という形でつなげる事でビデオカメラの画像がZOOM等のツールに映し出されます。
※コンバーター・・・簡単に説明するとビデオカメラの映像と音声をデジタルのデータに変換する機材。HDMI入力口とUSBの出力がついているものを用意すれば、上記のような形で利用可能。
ビデオSALON2020年8月号「ライブ配信の教室」は、ライブ配信について、わかりやすく説明してくれています。機材等も安価な機材なども紹介されていてとても勉強になり、オススメです。
■アーカイブ配信
セミナー等をやると登壇者の方の説明をもう一度落ち着いた環境で聞きたいという要望に応え、期間限定でアーカイブ映像を観覧させることにする場合もあると思います。
ここでも注意!
有料イベントを実施し、ZOOMの無料版ないしは別のツールなどで実施した模様のアーカイブ映像を、Youtubeの限定公開にして参加者の方だけに公開しようと考えるかもしれません。
でも、Yourubeの規約で「本サービスを個人的、非営利的な用途以外でコンテンツを視聴するために利用すること(たとえば、不特定または多数の人のために、本サービスの動画を上映したり、音楽をストリーミングしたりすることはできません)」という項目があり、これに該当するのできおつけましょう!
ZOOMの有料アカウントを利用している場合は、利用している期間アーカイブをストリーミングで公開できるのでそちらを利用すると良いでしょう!
この為でも有料アカウントでの実施をオススメします。
と、色々説明してきましたが、本当にこの手の事は条件と環境次第で安くも高くもなるし、選んだツール次第ではやりたい事ができない事もざらです。また、情報更新もすごく早いので、上記に掲載したような情報も、きっとあっという間に古い情報にもなってしまうと思います。
その時、その時やりたい事を整理して、調べて、最適なツール環境を整えれば、素晴らしいウェビナー・オンラインイベントを開催する事が出来ると思います。
めげずに頑張っていきましょう!
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