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みんなで祝った10周年

こんにちは。(株)キュービック不動産広報です。
 9月27日旭川市内のホテルで、当社の「創業10周年経営指針発表会・感謝会」を開催しました。賃貸住宅の管理を委託して下さるオーナーや社員、家族、取引先にお越しいただき節目を祝いました。今回は過去の10年間を振り返った歴史を社長に聞いてみました。(北海道経済11月号掲載)

 創業したのは10年前の6月4日。サラリーマンだった私が独立、他の会社にいた門脇涼(取締役)に呼びかけ、2人でスタートした会社です。

最初のオフィスは小さな喫茶店の居抜きでした。安い中古車を、お客さまを乗せて物件案内するために購入しました。サラリーマン時代の蓄えを全額この事業に投じましたが、最初の月はほとんど売り上げがありませんでした。

 それでも、多くの方々に支えていただき、10周年を迎えることができました。私たちと同じころに発足した企業の中には、存続していないものも多く、「何とか生き残れた」というのが実感です。

 この10年、常に順調だったわけではありません。急成長で問題が生じ、足踏み状態だった時期もありますが、右肩下がりの局面が一度もなかったのは、何はともあれ新しいことに挑戦する姿勢を維持した結果だと思っています。

 失敗もありました。たとえば、特殊なゴーグルをかけていただいて、弊社のオフィスにいながらにして見学できる「VR部屋探し」。当社では数年前に導入しましたが、時代を先取りし過ぎていたのか、定着しませんでした。

しかし長い歴史を持つ不動産業界で経験の浅い私たちが生き残るためには、DXの導入、ネットの活用、独自ブランド「満室革命」を掲げての管理業務展開などに積極的に取り組むことが不可欠でした。管理業務重視の結果、当社は私個人が所有していた20戸のみだった管理物件は、今年3,000戸を突破しました。

 2人でスタートした会社は、現在、15人体制となっています。その多くが若手です。当社は現在、求人サイトやハローワークを通じた求人を行っておらず、大半が紹介です。福利厚生の充実などを通じた「紹介される会社作り」を続けた結果、若くて意欲のある仲間が集まってくれました。

 今回の発表会・感謝会では全国各地から出席してくださったオーナー様を含め、多くの方々とともに10周年を祝うことができました。

今後も20周年、30周年、さらにはその先を目指して、新たな取組みを展開してきます。たとえば札幌圏での業務の強化、オーナー様の資産形成に役立つ各種セミナーの開催、既存物件のリノベーションなど、現在計画中の活動については、今後このコーナーでご紹介していきます。