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キューブラッシュ実戦攻略(5) パターン別補足

[1]の出現ラインごとに補足を述べる. これらも知っておくとよい.


10[mino](上から2番目のライン)

使用する出現ラインは, 仮想的なラインで
{2, 5L, 7L, 10}
であり, [1]が上から2番目のラインである10[mino]から出現する.

このパターンの場合,

  • [1]をUポジションで誘導する

  • 着弾した[1]に自機の鼻をややめり込ませる

  • [4]の加速の瞬間に上へレバーを入れる

  • [5]の加速の瞬間に下へレバーを入れる

の手順で動く.

[3]が7[mino]で出現して三角形が上を向くパターンの場合は, 上で述べた動きが自然とシーソー誘導になり, [12]よりも前に出現する加速するキューブ5個全てを積み重ねて5段の壁を作ることができる.
すると, [12]は2[mino]で出現なので, 作った壁で[12]を無効化できる.

[3]が2[mino]で出現して逆三角になるパターンの場合は, 加速しない[3]に衝突しないよう注意をしつつ同様の動きをすると, [3]が7[mino]の場合と比較して壁の段数こそ高くならないが, 2[mino]で出現したキューブが自然とカマクラの天井を作る.

このパターンが美しく決まるかどうかが, シーソー誘導の感覚が身に付いているかどうかの指標となるだろう.
シーソー誘導のためにあるような当たりパターンである.

8[mino]([MISSILE]ど真ん中に着弾)

使用する出現ラインは, 仮想的なラインで
{0, 4L, 6L, 8}
であり, [1]が[MISSILE]のちょうど中央であるx = 3.00[mino]に着弾する.
[1]の着弾位置の見た目が似ていて, x = 3.05[mino]に着弾するパターンもあるが, そちらは[1]の出現ラインが3[mino]であり, 着弾位置は似ていても出現の高さが明らかに異なる.

三角形が上を向くパターンの場合は, [12]が一番下の0[mino]のラインで出現して作った壁で無効化されるため, カマクラから出なくてもよいと最初から分かる.

ただし, 壁の高さが出ないので, [12]~[17]はカマクラ内に黙っていることができても, その後避けをさせられて苦しい展開になりがちである.

4[mino](一番狭いカマクラ)

使用する出現ラインは, 仮想的なラインで
{0, 4L, 6L, 8} or {1, 4H, 6H, 9}
であり, [1]がx = 0.64[mino]に着弾して, Uポジションによって誘導される中で最も狭いカマクラとなる.
おそらくこれが最後のスクロールでやられない限界である.

最も狭いカマクラなので, カマクラの性能としては最強クラスなのだが, x座標が画面左端に近いことによりかえって困る点があり, 作った壁の中にいるとキューブの狙いが変な方を向き, よく右下が詰まる原因となるのだ.

そこで, このパターンに独特の動きなのだが, 着弾したキューブやそれに重なったキューブの頂上に自機を乗せるようにする.
そうすれば, キューブの狙いが変な方を向くのも防げる上に, 誘導もうまくできる.

三角形が上を向くパターンの場合は, [12]が一番下の0[mino], またはその1つ上の1[mino]のラインで出現して作った壁で無効化されるため, このパターンもカマクラから出なくてもよいと最初から分かる.

2[mino]([1]が壁の材料にならない)

使用する出現ラインは, 仮想的なラインで
{2, 5L, 7L, 10}
であり, Uポジションを導出する際に述べたように, [1]を画面下端に着弾させてカマクラの材料とするのは望めない.

そこで, どうせ壁にならないのならと, 真横に飛ばしてカマクラの天井から先に作るとよいだろう.

[1]の出現ラインが3[mino]以下なので, 三角形が上を向くパターンの場合は[12]~[17]の避け方が「クルクル」になるのだが, ライン変化が起こらなければ[12]は5[mino]で出現して突起の下に勝手に引っ掛かるはずなので, その場合[12]は無いものとしてもよい.

1[mino]

2[mino]に準ずるが, [1]を真横に飛ばすか下に着弾させるかの選択はプレイヤーによって分かれるだろう.

0[mino](一番下のライン)

2[mino]の場合は[1]を壁にすることができなかったが, 0[mino]は一番下のラインで, こちらは壁どころか天井にすらすることができない.

[1], それと同じ高さで出現する[4]を捨てても仕方なしといったところだが, ちょっと変わった用途に使うこともできる.

ここにキューブを集める

上の図で示した突起の下の4[mino]あたりの画面左端に[1], [4]を集めるようにする.
この4[mino]というのは一体どこから湧いてきたのかというと, 三角形が上を向くパターンの場合に[12]が出現するのが4[mino]なのである.
つまり, 賢明な諸君ならお気付きのことと思うが, 集めた[1], [4]に[12]が引っ掛かるのを期待してそうするのである.
壁の材料にもならない, さらに天井の材料にもならないとなれば, 突起の材料にしてしまえばよいのだ.

うまく引っ掛からないようなら, [12]~[17]の避け方が「クルクル」になるので, 上に溜まった[3], [6]の上に逃げる方法を考えてもよい.

  • 4[mino]に集めた[1], [4]に[12]を引っ掛ける

  • それがダメそうなら上に逃げる方法を考える

  • それもダメそうならいよいよ「クルクル」で避ける

というように, 知らないとどうにもならない感じがするが, 知ると解法が二重三重に用意されているという, 何とも玄人好みのパターンである.
このパターンをそつなくこなしているのを見るとやり込みを感じる.

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