41歳、妊活記録⑩ てんとう虫がやってきた…ということは?
先月無事に採卵が終わった後、受精も見事に成功したとの連絡を受けて、ホッとしてる自分がいた。
あ、1つのステップをクリアしたんだ。
あ、次のステップもクリアできたんだ。
そんな感じ。
旦那さんの反応は、特に大きく喜ぶでもなく、どちらかと言えば、テレビの中の人のストーリーを聞いてるかのように、そして私の機嫌を損ねないよう無難な反応をしているかのようで、私もリアクションが取りづらかったりした。
まぁ、私も旦那さんも、
まだ分からないよね。
そこから1ヶ月の凍結&体調を整える期間を経て、
やっと移植となった。
これまで散々ポリープの手術をしたり採卵してきたことを考えたら、移植は比べ物にならない程楽で。
どちらかというと、テレビドラマ以上に、培養師の段取り及び連携プレーが素晴らしくて、感心してる間にあっという間に終わった感じ。
モニター越しに移植されたことを確認し、
さっさと終わった。
だから、身体に卵が戻ってきたという実感はやっぱりないのだけれども、
間違いなく大切なものを抱えた、
ということで、妙な気分にしばらく襲われた。
まだこれから着床するか分からないし
どうなるか分からない、
でも妊娠したのと同じような生活をする必要がある…
今振り返ると、
メンタルだけでなく身体もかなり戸惑ってたと思う。
できるだけストレスを溜めないようゆっくり過ごし、
鍼灸院で鍼を打ってもらった。
ただ、安心感を得たくて鍼をしてもらってるというのに、肝心な場所に貼ってもらった置き鍼がすぐに取れてしまうというアクシデント。
…しかも一度だけでなく二度も。
1度目は夜遅くに鍼灸院に駆け込んで
もう一度刺してもらったのだけど。
それから絆創膏で厳重に貼って守ってたのだけど、
その場所の置き針はまたしてもなくなってしまってた。
しかも2回目に鍼がなくなったと気付いたのは、病院で経過診断する前々日、鍼灸院の休み前日の夜。
…気付いてももう診てもらえない💔
…それまでなのかな。
正直、そう思ってしまった。
旦那さんに鍼の話をしても、
“じゃあ必要ないってことなんだよ”
と言われたけど…私にはただの能天気としこ捉えられなかった。
…明日、いよいよ経過診断の日。
しかも仕事を急いで終わらせ病院に駆け込まないといけない。
ただただ不安。
そんな中。
夜寝ようとふと天井をみたら、
ベッドルームにてんとう虫がいた。
何気なくネットで調べてみてら、スピリチュアル観点で、努力してることが報われて幸せが訪れる、と言われてるらしい。
…てんとう虫さん、
あなたは何かのお告げで来たんですか?
…とにかく複雑な気持ちのまま
明日を迎えることになりそうです。