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好きな音楽 松崎しげる「愛のメモリー」

最近ハマっている曲...松崎しげるの「愛のメモリー」です。

作詞作曲は「傷だらけのローラ」や「A・RA・SHI」でおなじみの馬飼野康二氏。

以前中島みゆきの「麦の唄」について記事を書いたときに、A,B,サビの各出だし一音を抜き出すと「ソ・ド・ミ」の形になっていて曲全体の形をつくっているということを書きました。

またついでにAKBの「会いたかった」はABサビいずれも出だし2音が「ソド」の形になっていて、ピュアな印象を強調しようとしていることも触れました。

松崎しげるの愛のメモリーはA->A->サビの形式をとっていますが、その出だしを拾ってみると、

愛の甘い名残に... →ラシド

窓に朝の光が... →ラシド

しい人生を... →ラシド

と、ラシドで統一されていますね。
ただ、そのどれもが同じ音であるにも関わらず、その意味合いが変わっているような気がします。サビで盛り上がりきった「ラシド」は最初の「ラシド」とはもはや別物のように聞こえますね。でも無意識のうちに「ラシド」の形が印象づけられるように仕組まれている。これがうまいと思います。

他にもあったような気がするんだよなー、出だしが同じ音形の曲。しかもヒット曲。

何個か集まったらクラシックの文脈も絡めてまとめて記事にしたいと思います。乞うご期待!

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