副業看護師は確定申告が必要?初心者にもわかりやすい準備と申告のやり方
「看護師で副業しているけど確定申告は必要なのかな?」「確定申告の方法がわからない」と悩んでいませんか?
看護師の間でも増えている副業。確定申告が必要かどうかは副業の所得額によって異なります。本業と副業の忙しい合間に確定申告を済ますためには、早めに準備しておくのが成功の秘訣!
確定申告が必要な人の基準や手続き方法を知って、スムーズに申告しましょう!
看護師の副業に確定申告は必要?
看護師で副業をしている人は、本業で年末調整をしていても確定申告が必要になる可能性があります。
給与所得のみ受けている場合は、年末調整で勤め先の病院が所得税を代わりに納めているため確定申告をする必要はありません。しかし、次のような人は確定申告が必要です。
所得とは、収入から経費を引いた金額。たとえば、副業である単発バイトで交通費を自分で払った場合は、経費として計上できる可能性がありますので確認しましょう。
副業所得が20万円以下でも確定申告をした方がよい場合もある
副業所得が20万円以下でも確定申告をした方がよいケースがあります。
本業と副業の所得を合算して1年間の所得税を払い過ぎている場合は、還付される可能性がありますので申告しましょう。
確定申告をしないとどうなる?
副業であっても確定申告を忘れていたり期日までに申告できなかったりした場合はペナルティが科せられます。
税務署からの罰則だけでなく、確定申告をしないことが本業の病院にバレてしまうと何らかの罰則を受ける可能性がありますので気をつけましょう。
確定申告をしない場合でも住民税の申告は必要
確定申告が必要ない場合でも副業所得が少しでもある場合は住民税の申告が必要です。
所得によって税額が決められるものには所得税と住民税があります。所得税は副業所得20万円以下であれば申告する必要はありませんが、住民税は異なります。
自治体によって納税場所が異なるので、住んでいる自治体の指定する場所に住民税申告書を提出しましょう。
早めに準備するのがコツ!副業看護師の確定申告のやり方
確定申告の期間は翌年2月16日から3月15日までです。本業・副業と忙しい合間でスムーズに対応するためには、早めに準備しておくとよいでしょう。
① 12月頃に受け取る源泉徴収票を用意する
本業・副業ともに所得を計算するのに必要な源泉徴収票または報酬支払調書を用意しましょう。
本業で勤めている病院では一般的に源泉徴収票を12月に渡されますが、副業先を年の途中で辞めている場合は渡されないケースがあります。
源泉徴収票または報酬支払調書がないと所得税を正確に計算できないため、手元にない場合は副業先の人事課や給与担当者に追加発行を依頼しましょう。
② 領収書や控除証明書などを整理しておく
確定申告に必要な領収書や控除証明書などを前もって整理しておきましょう。
複数の副業先から収入・報酬を得ている場合は、所得額を計算するのに時間がかかってしまうことも。時間のあるときに必要書類を整理しておくとスムーズに申告できます。
電子帳簿をつけていない場合は、Excelなどで合計金額をまとめておくと確定申告時の作業負担を少なくできます。
③ e-Taxまたは書類提出で確定申告する
確定申告書を作成して申告期限内にe-Taxによる電子申告または税務署の窓口や郵送で書類を提出しましょう。
確定申告書の作成方法は4種類あります。
看護師として忙しく働いている場合は、確定申告書等作成コーナーでの作成がおすすめです。作成後はe-Taxで電子申告できるので、手間をかけずに効率よく対応できます。
副業の確定申告は早めに準備してサクッと終わらせよう
看護師で副業している人は増えてきていますが、税金と聞くと難しく感じてしまうもの。誤った認識で損をしてしまわないように、自身に必要なものを確認しておくことが大切です。
確定申告の準備を早めにスタートして申告を滞りなく終わらせましょう。
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