復職看護師のための基礎からおさらいできる勉強本5選！
看護師として復職するときの悩みの一つが「知識や技術への不安」です。「仕事についていけるだろうか」「看護技術を覚えているだろうか」などと心配している人も多いのではないでしょうか。
医療や看護に関する勉強にはさまざまな方法がありますが、書籍からの学びは根拠もしっかりしているのでおすすめです。
今回は、復職する看護師にぴったりの基礎から復習できる勉強本をご紹介します。
復職看護師に必要な勉強本は？
復職する看護師の多くは、家事や子育て、介護などで忙しい毎日を送っています。そのため、効率よく勉強できる本を選ぶことが大切です。
次のようなポイントを参考に、自分に必要な分野の本を選んでみましょう。
① 看護技術
② アセスメント（看護過程）
③ 薬剤
④ 検査データ
⑤ 最新の医療知識
復職看護師におすすめ！基礎からおさらいできる勉強本
では、それぞれの分野におけるおすすめの勉強本をご紹介します。
一冊あれば困らない！基礎的な看護技術を網羅した本
復職前の看護師がもっとも不安を感じやすい看護技術。『完全版ビジュアル臨床看護技術ガイド』なら、臨床現場で必要な技術をほぼカバーできます。
720ページとボリュームのある参考書ですが、イラストや写真が豊富なので非常に読みやすいです。一つひとつの看護技術を根拠とともに確認したい人はぜひ手にとってみてください。
アセスメントが苦手な看護師は必携！看護過程はこれでOK
看護師にとって必須タスクである看護記録。看護記録を書くためには看護過程の知識が必須です。しかし、ブランクがあると看護過程を考えるのに時間がかかり、苦手意識が強くなることも。
『病期・発達段階の視点でみる症状別看護過程』では、臨床でよくであう29疾患についてわかりやすく説明されています。
復職後によくある「書くのに時間がかかる！」「書き方を忘れてしまった！」に効く一冊です。
薬の使い分けが一目でわかる！最新の新薬も確認できる本
患者さんに薬を投与する立場である看護師にとって、薬剤の知識は非常に大切です。すべての薬剤を覚える必要はありませんが、知りたいときにすぐ確認できるようにしておきましょう。
『薬の使い分けがわかる！ナースのメモ帳』では、臨床での使用頻度が高い薬や新薬がわかりやすくまとめられています。持ち運びができるサイズなので、勤務中にも手軽に勉強できるのがうれしいですね。
いつでも持ち歩けるサイズ！検査データはこの一冊で確認
復職看護師がつい忘れがちなのが検査データ。働く診療科によって必要な検査データが違うので、復職の際にはしっかりと復習しておきましょう。
『検査値の読み方ポケット事典』なら、日常的な検査から最新のデータまで網羅されています。白衣のポケットに入るサイズなので、勤務中でもサッと確認できて便利です。
最新知識から基礎的な内容まで幅広い特集が魅力！
何を勉強すればよいか迷っている人におすすめなのが雑誌『エキスパートナース』です。最新の医療知識から基礎的な看護技術まで、さまざまな特集が組まれているのでサッと読むだけでも勉強になります。
自分の苦手分野にしぼって読みたい人にはバックナンバーがおすすめ。「近年の感染症治療・ケア」「こんな看護記録はNG」など、看護の最新トレンドも学べます。
看護の基礎から復習できる勉強本でスムーズな復職を目指そう！
看護師が復職するときは、看護技術や知識に不安を抱きやすいもの。患者さんの命を守るためにも、正確なエビデンスを学べる本はやはり大切です。
復職後にあわてないためにも、本を使って少しずつ勉強をはじめましょう。
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