ペディキュアで1番好きなのは赤だ。
手に塗るのもたまには良いけれど、
やはり私は脚の爪を赤く染めるという事に
とても色気を感じる。
同じ赤でもその時々の肌の色(日焼けだったり)によって似合う似合わないが出てくるものだと思うけれど、
ここ数年、私はある赤のマニキュアに夢中だ。
red shoesと名付けられたその赤いマニキュアはどんな肌色の時だって馴染んでくれて、色気というものには程遠い私に、ひと匙のスパイスを足してくれている様だった。
それにだって、red shoesよ。
四半世紀踊り続けてきた私に
ぴったりだと思えてならないの。
#文章 #エッセイ #77