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デレステ9周年センターとしての久川颯を思う

こんにちは、はーちゃん大好きクラブの者です。

先日実装された限定SSR[颯蒼のセレニティ]の衣装、めっちゃ良いですね……。


ノーブルかつキュートな意匠、静と熱を感じる紺と赤のカラーリング、リボンで結んだポニテ、短剣、宝石、マント……。
勇ましく可憐な佇まいや強く優しい眼差しに、心揺さぶるカリスマを感じます。カッコいいよはーちゃん。

氏家むつみちゃんの2着目のSSR[止まらない冒険心]の戦うお嬢さまスタイルと並べたいですね。

そんな颯の加入セリフを見てみると

綺麗でしょ?
花々が咲き誇り、光があふれる世界。
まるで夢みたいだよね。
でも、夢じゃない。
ここがはーの愛する場所で…諦めなかった証。
この剣で戦って、守り抜いた場所だから

[颯蒼のセレニティ]久川颯+

戦って勝ち取った場所……これがはーちゃんの「運命の舞台」ってこと!?
(『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の用語。謎空間で開催されるキリンのオーディションを勝ち抜いた者はどんな舞台でも実現できる資格を得る)

そんなん観たいじゃん!ってことで石を集めてガシャを回していますが全然来てくれません……。
そうこうしながらここ半年を思い返して考えたことを、ここに書いてみます。

颯は今年、デレステ9周年キービジュアルでセンターを任されました。お当番的な流れではあるものの、だからこそどうそのポジションにハマるのか?というのは楽しみ半分、不安半分でした。

そうしてお出しされたのが『Fantasia for the Girls』であり衣装『リフレイン・ファンタジア』
荒廃したファンタジー世界でなおも人々のため夢のために戦い続ける勇者たちの物語が展開されました。モノトーンのシックさとフリルの愛らしさが最高に似合っていてテンション上がりましたね……。カチューシャも可愛い〜!

Kアリーナ横浜で開催されたライブ『STARLIGHT FANTASY』も非常にパワフルでエキサイティングな内容でした。公演のダブルセンターは、単にニューフェイスのステップアップとベテランのサポートというだけでなく、ひとつのテーマをそれぞれ違った表現で大きく掲げてくれるアイドル2人っていうのがシンデレラらしくて良いですよね(余談)。

正直ここ2年くらいは、颯の存在感が私の中でかなりボンヤリしていました。しかし、新SSRを機に最近の展開を振り返って、思いのほか纏まった颯らしさが私の中にあることに気づきました。はーちゃんが再生産されたとでも言いましょうか。

「デレステ周年センターに求められる象徴性」と「颯らしさ」のマッチングによって作られたであろうイベントでは、颯の「苦境でも足掻く」とか「無茶苦茶なヒロイズムで解決する」といった様相が表立って描かれていたと思います。
それでいてその芯に「お気に入りを語り継ぐ」という要素が含まれていたのが嬉しかったんですよ。

『Fantasia for the Girls』イベントコミュ第1話
[Fantasia for the Girls]久川颯 親愛度②

同時に、表の部分は颯の数ある顔のひとつっていうようにも見えて、そのことへの安堵もあった。颯にとってはその局面に合わせた顔をすることが大事なんだと。さすがVi自慢です(モバぷちデレラ参照)。

颯がVOY@GERにおいて歌声を彼方まで届けることと、デレステ周年センターにおいて場を守ることと、中華街においてチャイナガールをやることは、ある意味「はー的七変化」「パッキング」の一環として同列なのかもしれないと思ったんです。

[蝶々麗姫]特技:はー的七変化!
China girl China girl I sing my song for you

ストコミュやサマーサイダーで示された「アイドル久川颯のストーリラインめいたもの」が、颯のそれまでの仕事を虚仮にしていたことを、私はずっと根に持っていました。
しかしですよ、「このままでは埋もれる」とか「突出した個性がない」とか「挫折を経験してない」といった要素の提示、意地の悪いフォーカスが「苦境でも足掻く」顔をやるための前フリだとしたら……真実ではなく目的のための手段だとしたならば、私は固めた拳を解くことができます。

実際に運営がどういうつもりでデザインしているかは分かりませんが……そういう見方ができるというだけで、肩の荷を降ろすのに十分です。

弱気なときの言動を本性扱いするのは嫌なんですが、人にもコンテンツにも世間にもコンディションのブレがあることは認めないと苦しいんでしょうね。

そんなこんなで、私にとっての颯の魅力は(「ひと筋の成長譚」というよりも)「アップデートと構成力」にこそあるってことを再確認できた気がします。

『Packing Her Favorite』
ニュートラルにしてバイブル

私は以前、颯に「みんなに会いに行くアイドル」というキャッチコピーをつけたことがありました。
私は私が見出した颯の魅力の、その可能性の広さを、手広さを受け入れられずに乱心してしまいました。情けない話です。
過去の仕事が虚仮にされてたことが不服だったなんて殊勝なことを書きましたけど、単に「好みじゃないからといって不機嫌になる」っていう厄介客の部分も大いにあったので、反省しています。(ご迷惑をおかけした方々には本当に申し訳ないです……。)

私が迷走している間も、颯は透明な亡霊と戦っていたのかもしれません(UNDEAD)。
たくさんのライバル、あるいは“たくさんの自分”を打ち倒して、颯が手にしたポジションゼロ。彼女の演じる運命の舞台を、観たくなってしまうじゃないですか!

ということで、これからシャインゲージ2/3まで来たガシャを回してきます……。

以上、読んでいただいてありがとうございました!

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