第18回俺達の少女A（グループA）お散歩音源について
こんにちは、まつもと詩織と申します。
先日開催された、ユーザー企画の「俺達の少女A」という生放送に音源を投稿して、ありがたいことに採用していただきました。主催のよしひこさん、パーソナリティの大作さん、かくばるPさん、ご視聴くださった方々、本当にありがとうございました。
これまでは「アイドル1人のプレゼンを3分間で」というレギュレーションでしたが、シンデレラガールズの新総選挙「Stage for Cinderella」に合わせて「アイドル複数人を3分間で紹介する」ということになりました。
せっかくなのであとがき的な記事を書こうと思ったのですが、目次だけでもめちゃ多い！ちょっと長くなっちゃいますがよろしくです。
ひとまず音源の動画と原稿画像。まだ見てない方は見てください。
・抽選
新しい総選挙では「1票につき5人を選ばなけれないけない」というルールになりました。ここ数年でどんどん好きなアイドルが増えていた自分にとっては嬉しい変更でした。
僕にはアイマスをやりながら「事務所」についてなんとなくイメージしている設定がありまして……時空の狭間にある事務所に色んな時点のアイドルたちが遊びに来てくれる、という感じでゆるくプロデュースしています。今の担当アイドルシートはこんな感じです。
https://twitter.com/cu4qsee9c/status/1546160553260748802?s=21&t=qYKQ3YFKeHw4Ubpd89a58w
抽選も「あの子が来た！」「こっちにはこの子らが！」と大はしゃぎしながら見ていました。
・告知生
少女Aの告知生を聞いたときもこれから楽しくなる予感でウキウキしていました。公式スケジュールに合わせた6回開催もバカ笑いしながらぜひ盛り上がってほしい！と思いました。
さあいざ誰で作るかと考えると、自然と担当シートの中でなにかしら語れる4人に決めていました。最近はモバマスでフリトレを駆使してちまちま育てるのが主だったので、ユニットで語るのは難しいなというのもありました。
・作戦
公式にそこまで絡みがあるわけではない4人なので、まずは分かりやすいテーマで括ることに。それぞれについて話したいエピソードを書き出して、「お散歩」で行こうと決めました。言っても「好きな子集めました」ってだけなんで、そんなに深いことを言えるわけでもないんですよね。「全部聞かなくてOK！」くらいのふんわりした雰囲気を出して、とにかく「それぞれにお散歩を楽しんでいるね」ということを伝えようと思いました。
そして繋ぎに共通点、接点を挟むことに。一応全組み合わせ6通り考えたのですが、繋ぎだけで3分使う気か？という感じに……そう、4人で3分は短い！
お散歩がテーマで雰囲気を大事にしたいから早口で詰め込むわけにはいかない、かと言って1人削るのも……乃々凪推したい気持ちがある以上3人だとバランスが悪い！ていうか4人とも話したい！
と苦悶した結果、「お散歩テーマだからペース変化も一興」として受け入れられてくれ、と祈ることにしました。日菜子ちゃんらしい暴走感が出てるとか、ずっとゆったりよりメリハリがついて良いとか、自分で褒めて完成までもっていきました。短くなってごめんね日菜子ちゃん。
でもやっぱり詰め込み過ぎじゃないか？繋がり弱くないか？落ちたら悲しい～～と放送までめそめそしていました。
結果選んでいただけて、たくさんお褒めの言葉や投票もいただけて、大変嬉しかったです……！
あとでセトリを見返してみると4人音源が1件ということで、「オンリーワンになってた」という言葉もかけていただいてありがたかったです。新レギュ少女Aの雰囲気を伝えるのにも役立っていたようで、光栄です。この辺は狙っていたというよりも、普段のスタイルでできることとマッチしたという感じで、良い機会をいただけたし、自分に素直になって良かったなと思います。グループAにこの4人が集まってくれた巡り合わせにも感謝したいですね。
みんな最高だぜ～～！！
・各アイドル
ここからは各アイドルについて。
気をつけたのは、尺が短くても単なるエピソードの羅列にならないように、そこから僕が感じたことを添えるようにしました。「ここすき」を言いたくてやってるんですもんね。
BGMでの空気の切り替えにも助けられました。曲はアニメ「ゆゆ式」のサントラから選びました。どれが合うか探すの楽しかったです。ゆゆ式は熱狂的なファンが多い印象だったので、認めてもらえるかなと不安だったのですが、そもそも見た限りでは触れられてなかったです。その印象がもうおじいちゃんなのか……。
・みく
ネコチャンアイドルとして活動するにあたって、「初期にやるべきこと」と、しばらく経ったからできる「猫の色んな面」がある、って話を少し前からしたかったんですよね。「お散歩」テーマというのもそこから出てきました。「やるべきこと」とは言いましたが、みくはそれをやりたくて仕方なくて、ノワールの［ニャンダフル・ワールド］時点でも「やっぱりアイドルが好き」「忙しいのが好き」と言っています。えがったねえ。
「みくにゃん」が抜けた「前川みく」について表現するときに、「特別でも何でもない」というフレーズを使いました。これは僕の大好きなアーティスト、ピノキオピーの「さよなら、たましいさん」という曲の歌詞を思い出してのことです。
こんにちは、たましいさん
世界の終わりを見ちゃったら
特別でも なんでもない
そんな毎日が 不思議になったこと
ある種、哲学的な話ですし、小難しい言い換えをしてしまいそうだったので、端的に表せる言葉を思い出せて良かったです。
モバのSR[おひさまﾈｺﾁｬﾝ]は緑色のワンピースに猫耳麦わら帽子がめっちゃ可愛くて好きです。衣装の話は泣く泣く削りました。
「アイドルにアイドル以外のコミュニティがあるのを知れるとホッとする」っていうのは、学校の友達だったり趣味の仲間だったりが出てきそうな話なので、パッと聞きトンチキに聞こえてしまわないかなと少し心配でした。特に突っ込まれなくてよかったです。でも実際みくは猫たちの様子からお気に入りの場所や撫でてほしいところを理解して、猫たちもみくを気にかけていて、ここにしかないコミュニケーションがあって良いなあと思っています。
BGMは「Morning Waltz」穏やかで少し弾んだ音色に乗せて始めさせてもらいました。
・凪
「季節知らずの桜咲かせ」の話はずっとどこかでしたいなあと思っていたのですが今回小ネタ集ということでちょうどいい場所になってよかったです。「14平米にスーベニア」は「アニソン派！楽曲アワード2021」を受賞したりと広く魅力が伝わっている楽曲なので、それを改めて紹介するという意味でも緊張しました。とはいえ、おくサンももう3年前ですからね。リフレインする意味もちゃんとあったはず。
今回画像はゆるさを出すために主に劇場から持ってきました。凪ちゃんの挙手の腕がめっちゃ綺麗なの好きなので、はとなぎのコマをお見せできてよかったです。
アイドル活動も板についてきた今、徳島の街を歩く企画をしたらどうなるか気になるなあとかも思いました。
BGMは「Wonderful Time」ポヨポヨ音にオルガンが綺麗。木琴が可愛い「Monopole」とも迷ったんですがタイトルの良さもあってこっちにしました。
・乃々
乃々ちゃんのパートは思わず「嬉しい」を2連発してしまいました。僕はどちらかというと「プロデューサーって乃々ちゃんのこと好きすぎじゃない？」というカプ厨の目線で乃々ちゃんを見ていました。初期にPが「乃々ちゃんほんとに辞めちゃったらどうしよう～～」ってめそめそしてたら可愛いと思いませんか？そんな気持ちを自分に降ろしながら作りました。
エピソードを選び始めた段階では[めぐりあう夏]を持っていませんでした。劇場を全部見返しているときに、やっぱりこれイラストめっちゃ良いな……と思ってフリトレを探したら特訓前後お迎え出来ました……！プロデューサーさんと過ごす穏やかな時間を楽しんでいる乃々ちゃんが大変可愛いです。2人の築いた関係と訪れた場所の空気が合わさって、これまでしなかった会話が出てくる……良いですね……。
BGMは夏らしい「Fresh」この曲が似合う乃々ちゃん良すぎる……。
・日菜子
20秒に詰め込むことになった日菜子ちゃんパートですが、その分画像を多くしたり、声も息継ぎに気をつけながらパッションみを出してみたり工夫しました。お外やお出かけの劇場こんなに多いんだってびっくりしましたね。
日菜子ワールドの部分、最初は「千変万化の日菜子ワールド」と書いていました。でもコミュを読み返しているうちに物足りない気分になってきて、「刺激を受けて膨らみ続けるのが日菜子ワールド」という言い方になりました。［恋初めロマンチカ］でも古民家のお台所を借りて料理しているうちに妄想が広がっています。そこに歴史的背景を踏まえたリアリティまで加えていて、ちゃんと勉強してるのえらいしすごいなあと思いました。それでいて特訓後のシチュエーションがまたすごくて、「素敵なラブロマンスの始まりは劇的なものではなくて……」って出会いのささやかさに注目してるんですよ。好きですね……ぜひお迎えしてください。
モバのぷちコレ上位報酬[どうぞ、お手を…]というカードではお洋服を買い過ぎてスーツケースに入りきらない様子が描かれています。それにちなんで服から行きたい場所を決めたり、あるいはランダムで行き先を決めてミスマッチを楽しんだりする企画があったら面白そうだなあという妄想もしていました。
BGMは「Talking And Shouting」テンポの速い曲は他にもありましたが、入りのﾀﾀﾝﾀﾀｯﾀﾝ!が切り替えにちょうど良かったのでこの曲にしました。
まとめのBGMは「Skipping」綺麗なギターですっきり締めた感を出してもらいました。
・感想
以上、長くなりましたが、今回の音源について書きました。
今回特に印象的だったのは、4人を推すことにしてみると、それぞれのアイドルの同担さんの活動だったり、教えてもらったことだったりを思い出しながら作っていったなあということです。
中には今はネット上での活動をお休みしている方もいたりして、少し寂しくはあるのですが、自分とアイドルとを繋げてくれたことに、ありがたいなあと思います。こうして自分の中で魅力を再構築して、多くの人に聞いてもらえて良かったです。
・余談
あとは最近読んだ本にも元気づけられました。前々からちゃんとした本を読んでみたいなと思っていた「哲学」の入門書です。みくも[心通わすﾆｬﾋﾞｹﾞｰﾀｰ]で哲学の道を歩いていますからね。
飲茶先生の「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」と無印を読みました。東西それぞれの哲人の概要をわかりやすく解説しつつ、彼らの思索の世界を自分事に感じるようなまとめがされていてとても面白かったです。
「強さや真理を求めることが活力ある人生をもたらす」
「これまで論を戦わせてきた哲学史を一歩先に進めるような、この時代この場所だからこそ生み出せる当然の哲学を目指してほしい」
と、ざっくりそういう感じのことに感銘を受けていました。
僕自身は総選挙だからってあまりバチバチしたスタイルになれるわけではなくて、そこでちょっと追いつけない部分ができてしまいます。叶うか分からない夢をそれでも追う姿が美しくても、それにどれだけ付き合えるかは人それぞれです。色んな大変さを背負ってアイドルのために動ける人はすごいです。「周りと比べて自分は何にも熱中できていない……」と感じて卑屈になってしまうのが悩みのひとつでした。僕にはできないこと目指せないことが沢山ある。けれども、僕でも持てる手頃な野心というものがあるんですね。そう思うと結構力が湧いてきます。
自分の興味関心に素直になるにも、なにかしら理屈付けが欲しくなるもので、大変ですね。頑張っていきます。
本当にこれで以上です。長々とすみませんでした。読んでいただいた方、ありがとうございました。
グループAの結果発表も楽しみですね！それにまだまだ総選挙も少女Aも続くそうなので、次に送る音源の準備を進めていきます！やるぞ～～～～
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