私は2015年から宮崎県教育委員会の学校アドバイザーとして、宮崎県内の小中学校を訪問してきました。
また、これまで通学路の安全対策に技術者として力を注いできたところです。
2017年末の宮崎県教育委員会の会議で、2018年は串間市の福島高校に行ってほしいと打診がありました。
これまで小中学校がメインで、高校は初めての体験でしたが、きっと私自身の転機になるだろうと快諾しました。
そして2018年1月にあることを思いつきました。
それは!
私は高校生に何を伝えられるだろうか?何を伝えようとするのか?
と言う私自身への質問でした。
そこでひらめいたのが、「高卒でも博士になれるとしたら?!」
学校アドバイザーとして安全対策を話すのは当たり前。それでも、私の経験してきたことと併せて、私自身のこれからをメッセージにしたいと思ったのです。
すぐに私は都市計画学会で存じ上げていた、福岡大学の辰巳先生にメールしました。
内容はこうです。
「高卒でも大学院に行ける大学が九州にはありますか?」
すぐに返事が来て、福岡大学であれば、”入学資格審査”に通過すれば、大学院を受験できることを教えていただきました。
私はこのチャンスを逃してはいけない。高校生の前に立つ私をイメージしながら、心に強く決めました。
それからの私の取った行動を箇条書で記します。
・履歴書及び実務経歴書の作成
・実務経験の証明書の取得
・保有資格の確認etc.
辰巳先生からは、入学資格審査は例年6月に発表されるので、その時期を忘れないでくださいとも言われました。
1年の始まりから半年後の自分をイメージし、半年間できる限り手を尽くそうと考えました。
床に就くといつも大学院の資格審査に通過するだろうか・・・と不安な気持ちがよぎりました。
どのように審査されるかも分からないから、不安になるのも当然です。
それでも、高卒の私が大学院に合格したら、私もワクワクするし、先に書いたとおり、進路に悩む人たちの希望になれると確信しました。
ここで読者の方は、私の取った行動の箇条書が気になるところではないでしょうか?!
次回、取った行動の内容を記したいと思います。