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札幌の旅

旅を終えるときに感じる特殊な感覚。

寂しさ、切なさ、悲しさ、、さまざまな感情が入り混じり一言では言い尽くすことができない感覚。
通り過ぎるだけのタビニンだけれど、ほんの少しの時と共に嘘偽りのない感情がゆっくりと湧き上がってくるのです。

小樽の歴史ある街並みよりも、駅前にある長崎屋の休憩所で佇むおじいさんやおばあさんの姿が胸のなかから離れない。
そんな悲しくて寂しい思い出のツクリカタはうんざりなはずだけれど、、美しき絵画を観る様な感覚で、また訪れてみたいと思うのです。


運河の街並みやガラス細工もたしかによろしい。
ただ寂れた駅前のショッピングセンターの悲しい、寂しい、切ない匂いが堪らなくよいのです。

JR札幌の改札を抜けて白いモニュメントの右手にステラプレイスの入口がある。

薄っぺらな感覚なのかもしれないけれど、僕はここが好きでたまらない。




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