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#41 迎合について考えてみた-CEO

こんばんは、株式会社ctow 窪井です。今日は「迎合」という言葉について考えて見ました。「迎合」の意味は以下です。

自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。

「気に入られたい」
「嫌われたくない」

そのような感情から「迎合」してしまう時は確かにあります。ただ、その本質を考えれば考えるほど、「迎合」する方が相手から嫌われる可能性が高いのでは?と思うようになりました。

「迎合」される相手の視点で考えて見ました。

迎合は自分を曲げてしまうことです。本当の自分を我慢するということです。それはきっと相手にも伝わります。何かオドオドして見えたり、付き合っていく中で矛盾が見えてきたり。本当の自分を我慢しているので、どこかでボロが出て、それが違和感として相手に伝わってしまう。「迎合」された相手も長期的に関係を深めることはできないと思います。

つまり、「気に入られたい」という思いからする「迎合」は、嫌われる可能性を含んでいるということです。「迎合」する人は、嫌われたくないと思っているので、「迎合」しない方が良いということになります。

「本当の自分を出したら嫌われちゃう!!」

そう感じる人もいると思います。嫌われるかは置いておいて、合う合わないの問題かと多います。世界中の全ての人間が、ありのままの自分を好いてくれるわけはないです。「迎合」してしまうと、本来互いの根っこにある性格や人間性で惹かれ合うべきだった人が、惹かれ合わないという可能性が高まります。一方、ありのままを出した状態で気が合う人は、その後も長期的な関係を築いていく可能性が高いのではないでしょうか。

知り合いの数は多いけど、本当に仲が良い人はいない・
知り合いの数は少ないけど、本当に仲が良い人がいる。

私は後者の人生が良いです。なぜなら群れなくても心で繋がっている感覚があるからです。「迎合」ばかりする人生だと、心で繋がる人がいないと想像するとゾッとしました。