見出し画像

#40 ひたすら元気を与える-CEO窪井

こんにちは、株式会社ctow 窪井です。最近私は、ホテルのバーで23時過ぎまで作業をしています。22時に閉まるカフェが多く、集中して作業できる場所なかなーと探していた結果、ホテルのバーにたどり着きました。

95%以上のお客様が外国の方々

世界的に知られているホテルに入っているバーで、お客様の95%は外国人。またスタッフも6割が外国人で4割の日本人も全員英語がペラペラという状態です。もはや海外です。

とにかくみんな明るい

作業をしながら気がついたことがあります。それは、お客様も店員さんもとにかく明るいということです。「ヘーイ!元気!?」「何しに来てるの!?」など、初対面でも関係なく大きな声でガハガハ会話しています。しかも、それがバーのあらゆる場所で行われています。当然私も話しかけられます。「シゴトしてるんですか!?」と。

みんな明るくてこちらも元気をもらうので、こういう人たちになりたいなと思いました。そこで、日中、人に会うときに今まで以上にもっと元気にいこう!と気をつけてみることにしました。いつもよりは、元気に過ごせた気がしましたが、途中からこう思うようになりました。

「いきなり元気で会話して変なやつって思われないかな?」

久しぶりに会う人や定例で会話するお客様とのミーティングで、外国人の方くらい大きな声で話そうとすると、心のブロックがかかる自分がいました。その気持ちを分解すると、「変な奴に思われるのが嫌だ」つまり、「相手からどういう反応をされるか気になっている」のだと思いました。

「いや、相手がどう思ってもよくないか?」

元気を与えるという行為は、相手の活力を引き出すことにつながると思います。実際に、私はバーにあった元気な空間に、自分のエネルギーを引き出されました。だから、元気でいることに何のネガティブもない、と思います。

「いつもの自分よりも元気でいる自分が社会に受け入れられるのか」という想像が、自分の行動に制限をかけているだけだと思いました。自意識に囚われ、自分で自分の成長に制限をかけていると思うと勿体無いなと思いました。さらに、コミュニケーションのシーンだけでなく、ビジネスにおいても、堂々と自分たちの強みを打ち出していくべきだと気付かされました。

「これって市場に受けるかな?」
「これは流石にビジネスとして成り立たないかな?」
「値切られたらどうしよう?」

ビジネスをしていると弱気になってしまうシーンがあります。でもそれは、今の状態を社会に認めてほしいという自意識にすぎない。本当の意味で成長したいなら、今の実力を認め、社会に打ち出していって、受け入れられたこと/そうでないことを、単なる結果として受け止め改善していくほかない。そう気が付かされました。

社会の顔色を伺うのではなく、自分を信じ行動して社会の波を創り出す気持ちで生きていこうと思いました。またホテルのバーに行こうと思います。