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#16「テクニックより本気かどうか」伝えるときに最も大切なこと-CEO窪井

おはようございます。株式会社ctow 窪井です。

やっぱり想いがある人って伝わりますね!

今朝、サンボマスターさんの
ファーストテイクを見てそう思いました。

「俺たちはここに上手い歌を歌いに来たわけではないんだ」

この動画の冒頭、
ボーカルの山口さんがそう言っています。

このファーストテイクでは、
名曲「できっこないをやらなくちゃ」を歌っているのですが、
曲の合間で山口さんは、たくさんの合いの手を入れています。

「全員優勝」「ありがとね」「いきますよ」

きっとそれは決められたものではなく、
その瞬間に山口さんが思った言葉が出てきていると思います。

私は、今朝、この曲を聴いて涙を流しました。

なんでだろう?

と考えました。

その際に書いたのが下の図です。

「強い想いはテクニックを超える」の図

終わりが明確だから感動する甲子園

上手な野球が見たいのであれば、
プロ野球に勝るものはありません。
ただ、一試合一試合が胸に刺さるのは、
ペナントレースよりも、
甲子園ではないでしょうか。

私は、終わりが決まっているからだと思います。

高校3年最後の夏。
勝てば続く仲間との戦い。
負ければ終わり。

最後に勝って笑えるチームは全国でわずか1校。

3年間という限られた中で、
たった一つの”席”を、
全国の高校球児が争います。

怪我で出場できない選手もいれば、
その選手の代わりに出場する選手もいる。

野球から離れ人生を迷っていた不良が、
顧問や仲間との出会いから野球に戻り、
初めて見つけた人生の目標、
「甲子園優勝」に向かい一心不乱に白球を追いかける。

卒業後は、
プロを目指すもの、
大学に進学するもの。

無数のストーリーがある。

そして彼らは、
誰かを感動させようなんて思っていない。
ただひたすらに目の前に全力。

そんな姿が、胸を打ちます。

何かに打ち込んでいた学生時代を忘れ、
毎日同じ日々が過ぎる社会人。

「俺はこんなもんか」

そう、自分で自分の可能性を閉ざした人。

そんな人は、甲子園球児を見て

「俺もまだできるかも」

と思っているのではないでしょうか。
私もその一人でした。

作られていない高校球児の無数のストーリーが、
今を本気で生きることの大切さを忘れた
社会人の胸を打ちエネルギーを生み出す。

毎年8月、日本中で、
想いの連鎖が起こっている。

だから、106回も愛され、
応援されているのではないでしょうか。

感動がお金に変わる仕事

私たちは、
「社長の名は」を通して、
社長の人生を発信しています。

誰かにとっての、
勇気になればと想い事業を運営しています。
そして「社長の名は」を軸に、
WEB制作や、マーケティング事業など、
様々な事業を展開しています。

「私たちの仕事って、感動をつくることだよね?」

といつも思っていました。

でも、今日から考え方を改めます。

「私たちの仕事は感動をうむこと」

だと。

作られた感動には、限界しかない。
感動は勝手にうまれるもの。

目の前に全力、
今を生きていたら、
勝手にうまれる。

伝えるテクニックをどれだけ勉強しても、
絶対に想いには勝てない。

大切なことを教えていただきました。

サンボマスターさん、
甲子園球児の皆様、
新しい気づきを、
ありがとうございました。