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#28 人生最大の敵は自分という言葉の本質とは?-CEO窪井

こんばんは、
株式会社ctow 窪井です。

人生最大の敵は自分自身だ、
とよく聞きます。

皆さんもきっと一度とは言わず、
何度も聞いたことがあると思います。

ところで、「敵」の意味はご存知でしょうか?

「敵-いくさの相手方」という意味だそうです。

では、「相手」の意味はご存知でしょうか?

「相手-一緒になって行為をする人」
「相手-その行為の対象となるもの」
「相手-拮抗して勝負を争う人」

という意味だそうです。

つまり、
「相手」という言葉は、
「こちらとあちら」という、
2者の関係性があって初めて、
使用できる言葉だということになります。

ということは、

「人生最大の敵は自分自身」

この言葉には、
「自分」と「もう一人の自分」という、
自分の中に2つの概念があることを
表しています。

とても面白いと感じました。

「自分の中にもう一人自分がいるってどういうこと!」

って感じですが、
自分が2人存在する感覚が、
確かにあります。

感情をむき出して怒ってしまった時、
帰宅後に、
なぜあんなことをしてしまったんだろう、と
後悔する自分がいます。

感情を出している時の自分を、
客観的に見ていたもう一人の自分が、
気づきをくれる。

このような時に、
自分の中に2人存在する
感覚を味わいます。

「モチベーションに頼っていたらダメだ」

圧倒的な成果を出すアスリートや、
経営者は口を揃えてこう言います。

気分で行動していたら、
成果は出せない。

気分が乗らない時も、
気分が乗っている時も、
雨の日も、嵐の夜も、
自分で決めたことを
やり抜くことが
必要だ。

そうしなければ、
結果は出ない。

という意味だと、
私は解釈しています。

ここで、
自分の中に存在する
2つの自分の性格を
それぞれ考えてみました。

「1つは、感情に流される自分」
─最前面で社会と関わり、
他社の感情に左右される存在。
つまり、ブレる性格の持ち主。

「1つは、感情に流されない自分」
─心の奥底に住んでおり、
人間として大切なことが知る存在。
つまり、ブレない性格の持ち主。

このように、
分類できるのではないか、
と考えました。

前者の自分の方が、
喜怒哀楽も持っており、
非常に人間的だと思いました。

後者の自分は、
前者の自分の背中を押す存在として、
喜怒哀楽で感情が揺れても、
自分がやるべきことを
見失わないように、
見張り・応援する、
「親」のような存在だなと感じました。

自分自身に対しても、
愛を持って接する大切さを、

「モチベーションに頼っていたらダメだ」

という言葉が表しているんだなと感じました。

前者の自分の、
最高な支援者が、
後者の自分。

自分の可能性を誰よりも信じているからこそ、
愛を持って厳しく接する。

本当の仲間だからこそ、
自分の成長のために、
敵のように厳しく接する。

「人生最大の敵は自分」

という言葉の本質が
少しわかったような気がします。