子どもが幸せになる褒め方
正しく褒めると子どもは幸せになりますというお話しです。
本記事の内容
●正しく褒めることの大切さ
●正しく褒める方法
●褒めるところが見つからない時の対処法
こんにちは、子育てプログラマのちぃです。
私は子育て経験が6年あり、マネジメント職や働く女性や子育ての悩みを聞いて3年が立ちます。
その中でマネジメントの理論と子育てに共通するものが多々あると考え、その経験をもとに本記事を書いています。
正しく褒めることの大切さ
人は褒められるとドーパミンがどっぱーと出てきて、強い幸福感を得ることができます。
ハーバード大学の教育心理学者ロバート・ローゼンタール教授は教師が「君ならできるよ!」というと実際に学習者の成績が伸びることを実験で明らかにした。
一方で、慶應義塾大学の教育経済学者、中室牧子教授は、アメリカの大学で近年行なわれたいくつかの研究結果をもとに、「むやみに子どもをほめると、実力の伴わないナルシストを育てることになりかねない」とも。
正しく褒める方法
じゃあ、褒めない方がいいのかというとそうではなく、大切なことは「褒め方」です。
すぐに褒める
心理学的にいうと「強化の法則」
たとえば悪いことをしたときは「xxしてはいけません」と叱りますよね。
でもいいことをしたら「すごい! がんばったね!」と褒めますよね。
何かの行動をしたときに褒められると人は「これをやれば褒めてもらえるから、これをたくさんやろう!」と思います。
逆に怒られると「これをやると嫌な気分になるからやめよう」というふうに思うわけです。
このように行動に対して、素早くフィードバックがあると人は学習します。
自分が動いたことに対してフィードバックを返されると脳が活性化し、ドーパミンがどっぱーと出てきて、強い幸福感を得ることができます。
プロセスを褒める
コロンビア大学の心理学者、クラウディア・ミューラー教授とキャロル・ドゥエック教授によると、テストの結果がよかったときに「あなたは頭がいいのね」と言われたグループはその後の成績が下がり、「あなたはよくがんばったわね」と言われたグループは成績を伸ばす傾向がありました。
褒めるところが見つからない時の対処法
でも、そんなに褒めることが見つからない・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに毎日一緒にいるとミスが気になり、良いとことが見つけにくいかもしれないですね。
そんな時は、過去と現在を比べて褒めるのが良いです。
東大合格者数日本一の開成中学・高校の柳沢幸雄前校長は、「子どもの成長を過去と現在で比較すれば、いくらでもほめるポイントが見つかる。そしてこれは自己肯定感を高めるためにも、とても大切」とのことでした。
子どもが幸せになる褒め方を実践してみてはいかがでしょうか?
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