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『Goal15 陸の豊かさも守ろう』

青森市の松岡浩美です。
いつもパートナーシップをありがとうございます。
報道されたCOP26の様子から、国と国、世界を含む機能するコミュニケーションが持続可能な社会にとって必要になることを思いました。

SDGsがめざす「誰一人取り残さない社会の実現」にアラインし、世界に起きていることを自分事にする観点を持ち続ける意図から、
CTN×SDGs友の会でパートナーの皆さんとの探究に立場を取っています。

藍よりも青い海が広がる(と想像する)沖縄のパートナー宜保慎也さんからのバトンを引き継ぐ光栄さを味わいつつ、
本州最北端、間もなく♪津軽海峡冬景色♪となる青森から、15番目のゴール「陸の豊かさも守ろう」についてシェアします。

青森県は、日本海、太平洋、津軽海峡と三方を海に囲まれ、県土の3分の2を森林が占め、
なんてったって東アジア最大級の原生的なブナ林が広がる世界自然遺産白神山地をはじめ、
十和田八幡平国立公園の十和田湖や八甲田山、津軽富士の岩木山、三陸復興国立公園の種差海岸など、それはもう豊かな自然環境に恵まれています。

約800㎞の長い海岸線(全国13位)や日本海側と太平洋側でものすごく気候に違いがある中、風土や歴史、文化、そしてそこに生きる人やいきものたちは多種多彩にわたっています。

そんなふるさとの光景が変わりつつあるのを今感じます。

たとえば、津軽半島にある貴重な湿原から岩木山を望むビューポイントには、湿原保全地域の外側ぎりぎりに屹立する風力発電の風車を何基も見ることができます。
また、家族で気軽に自然を楽しむことができる県民の森の入口付近の山がごっそり削り取られて、太陽光発電のパネルが立ち並ぶ工事が進んでいます。

さらに、山奥に建設中の風力発電の風車を輸送するため、山道を覆っていた木々の枝が刈り払われ、八甲田山雪中行軍遭難で名を馳せた山道の薄暗さがいつの間にかなくなりました。

ふるさとの野山を切り拓いて発電された電力は一体誰が使うのだろうか、利益を得るのは誰なのだろうか、そんな疑問がわいてきます。

また、下北半島のニホンザルは、世界最北限に生息するサルとして国の天然記念物に指定されていますが、農作物被害や人的被害・生活環境被害を防止するため、捕獲を含めた保護管理対策を計画的に進めています。
ほかにも、ツキノワグマやニホンジカ、イノシシなど野生鳥獣の保護管理が強化されています。


果たして、人といきものたちとの共生は、
どの辺でバランスを取ればいいのか???

脱炭素化を意図した再生可能エネルギーの導入を加速化させることと自然環境との調和、
人の暮らしと生物多様性との調和など、
私一人ではわからないことがたくさんあります。

そんなわからないことを、皆さんと一緒に持ち出し、言葉して探究したい機会があります。
11/28(日)にCTN×SDGs特別講座を開催します。
https://ctnsdgs20211128.peatix.com/

世界に起きていることを自分事にする意図から「誰一人取り残さない世界」を言葉にし、生きて創作する場を是非ご一緒いたしましょう。

【おまけ】
青森県が男女共同参画を進める取組のひとつとして、SDGsのゴールNo.5「ジェンダー平等」をテーマに全国からオリジナルの歌詞を募集し、そのフレーズをもとにオリジナルソング『Colorful world』を創作しました。
青森県男女共同参画センターのHPから
どうぞご覧くださいませ。
↓ ↓ ↓
【オリジナルソングdeダンス】Colorful world - YouTube

☆ロケ地は、世界文化遺産登録が決定した縄文遺跡のひとつ三内丸山遺跡、私が昼休みに散歩する青い海公園など(*^_^*)(*^_^*)

CTN×SDGs友の会
松岡浩美

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