Goal16 平和と公正をすべてのひとに
CTN×SDGs友の会の大石隆司です。
SDGsを身近な人にもっと知ってもらうことを意図して友の会のみなさんと活動しています。
「言葉して、世界を創作する」SDGsのゴールの1つを創作するシェアバトンを引き継いで言葉します。
ゴール16は、「平和と公正をすべてのひとに」です。
このゴールのテーマは、
“平和でだれもが受け入れられ、すべての人が法や制度で守られている社会をつくろう”
です。このゴールには11のターゲットがあり、その9番目には「2030年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。」が掲げられています。
世界に目を向けてみると、
出生登録されている子どもの数は10年前に比べ約20%増加(63%から75%)しているものの、
いまだ1億6,600万人の5歳未満の子ども(4人に1人に相当)が未登録となっています。
多くの出生登録がされない理由に、
子どもの出生登録方法に関する知識の不足、
出生登録または出生証明書の申請料金の高さ、
登録が遅れた場合の追加料金、
最寄りの登録施設までの遠さ
などがあります。
また、一部のコミュニティでの伝統的な慣習も、時間内に出生登録を行うことを妨げています。
「子どもの権利条約」は、史上最も広く批准されている人権条約で、その子どもの基本的権利の中には出生登録が含まれています。しかし、子どもの無国籍状態は依然とあり、どの国の国民としても認められない家族が何世代にもわたって存在し続けることになります。
2021年6月に発表されたSustainable Development Report 2021では、
ゴール16における日本の達成度合いは、
「ゴール」は達成し、「動向・変化(目標別の進捗)」は維持された扱いになっています。
出生登録の問題だけでなく、そのほかのターゲットも対しても、身近に感じにくいことかもしれません。
まずは、世界で起こっている問題を知って、
理解して、
自分にできることは何かを探究する
機会にするを始めます。
11/28 CTN×SDGsの特別体験講座を開きます。
https://ctnsdgs20211128.peatix.com/
「誰一人取り残さない、弱さがあっても怖さがない」
みなさんと創るコミュニケーションの場を、ご一緒できることを楽しみにしています。