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Goal10 『人や国の不平等をなくそう』

こんにちは。
みかげ@愛知です。

いつもパートナーシップをありがとうございます

「CTN×SDGs友の会」リレーのバトンを引き継ぎまして現れました!

これからしばらくお付き合いくださいませ♡

ある男が地獄の見学に出かけたところ、
ちょうど食事時地獄の人々はガリガリにやせ細っているが、意外にも食卓には贅沢な食事が並ぶ

”こんなにごちそうがあるのに、なぜガリガリなんだ???”

不思議に思ってふと見ると、彼らの前には三尺三寸(約1メートル)の箸。
地獄の人々は、我先にと自分の口にごちそうを運ぼうとするも、いかんせん箸が長すぎて届かない。
ついには、他人が取ったものを奪っての醜い争いが始まる始末

次にその男、極楽の見学に向かった

置かれていたのは、なんと同じ箸!
さすがあの世、ユニバーサルデザイン!!

しかし、極楽の人々は、その長い箸でごちそうを取ると、向かいの人の口元に「お先にどうぞ♡」と、まず差し出す向かいの人は、食べさせてもらった感謝を込めて同じことを返す
おかげで極楽の人々は、とても健康的で満たされた、心身ともに豊かな日々をおくっている

このはなし、仏教説話ではありますが、
なんだかとても身につまされるオハナシで・・・

私がナリワイとしているコーヒーの世界は、

豊かな消費国(先進国)が、貧しい生産国(途上国)から、コーヒー豆を安値で買いたたく
生産国内でも、仲買いが、
生産農家から、買いたたく

そのせいで、コーヒー豆生産農家の貧困化が深刻な問題となっているのです

さらに、ショッキングなことに
それでは生活ができないため、
お金にならないコーヒーの木を切り倒し、
換金率の高い作物へシフトチェンジ

それが麻薬の原料となる植物だったりする現実

こういった生産者によるコーヒーの作付面積の減少と、気候変動の問題が相まって、
今後どんどん、コーヒーが入手困難になる、おいしいコーヒーが飲めなくなる未来がやってくる

これは「コーヒーの2050年問題」として、
関係者の間で非常に危機感を持って語られています

わたしたちが、
地獄の人々のように、自らの利益ばかりを追い求めると、
巡り巡って、わたしたち自身に
コーヒーが飲めなくなる世界を創り出し
麻薬が増える世界を創り出す

そんなことになるかもしれないのです

とはいえ、そんなハナシはスケールが大きすぎて、何をどうすりゃいいの?

一瞬途方にくれた私

でも、見つけました!コレだよ!コレ!!!

「買い物は投票だ!!!」

自分が買おうとする商品の、その背景に思いをはせる
”なぜ、安いのか?” ”なぜ、高いのか?” 
それをちょっと想像してみる
そうしたなかで、

時には、究極までコストが削られた商品を選び、
時には、丁寧に作られ、正当な対価が支払わてれている商品を選ぶ。

そんな日々のささやかな
「買い物」という「投票」が
私たちの暮らす世界を”極楽”に近づけていってくれるのではないか・・・と。

まさに、CTNのセンス

「やってもいい、やらなくてもいい、
・・・でもやる!」
ってヤツかな?。。。と思ったり。

SDGs17の目標

10: 人や国の不平等をなくそう

11/28(日)CTN×SDGsの特別講座があります

https://ctnsdgs20211128.peatix.com/

“誰一人取り残さない、弱さがあっても怖さがない”

そんな世界を

CTN×SDGs友の会  

古田 美景

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