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SDGs 2「飢餓をゼロに」
こんにちは。
CTN×SDGs友の会の中野優です。
CTN×SDGs友の会の中野とか名乗っていますが、SDGsって聞いたことある〜位のところから参加しています。
メンバーで恐らく1番意識が低いとこから入っています(^~^)
きっと私みたいな方もここにいらっしゃると思いますし、日本にも世界にもいるはずなので、そこに有を与える※存在として参加しています。笑
わたしは、今まで自分のことも職場の業務的なこともよく(変えたいなー)と思って生きてきた気がします。
「業務改善」とか「改革」とか「成長」とかが好き。笑
ただ最近、これって気をつけないと比較評価に自動的にとってかわるんだなと感じています。
今が悪い(良くない)から変えたい。
そんな風に思っている自分に気が付きます。
これは今あるものに有を与えない姿勢だな、って。ともすると否定し、敵認定し、争う姿勢に繋がるな、と。
そんなことを見ていたここ数日。先日たまたまテレビをつけたら、日本人の寄付について話していました。
以前だったらそのままザッピングしてたかもしれませんが、CTN×SDGs友の会に参加してそこに立場をとっている自分だからかそのまま見ていました。
そこでまず示されていたのは、
アメリカの年間寄付額の平均値は127,050円であること。
それに対して、日本人の年間寄付額の平均値は27,013円だというある調査結果でした。
これを比較評価の観点から見ると、
「日本人は外国と比べて寄付額が少なすぎる」
「遅れてる、無責任、意識が低い、当事者意識がないetc ...」
などに繋がっていたことでしょう。
ただ私にその時に湧いてきたのは、
「日本にはチップの文化が無いからかなぁ」
でした。
これはただ自然と湧いてきたことなので、そうであるかもしれませんし、そうでないかもしれません。
ただそこに比較や評価の意識はなく、ただの発想としてそこにありました。私なりの有を与えるってこんな感覚かもな〜な体験でした。
番組はその後、飢餓の問題に立場をとり、活動されているNPO法人 TABLE FOR TWO International(以下TFT)の活動紹介に移りました。
このTFTも、寄付を募るために各日本企業をまわったりしましたが、その度に「日本人は寄付に対して強い抵抗がある、怖さのようなものがある」という現実に直面し、いわゆる「寄付を集める」という活動は中々思うように進まなかったようです。
もしここで、活動する方々が比較評価に入り、企業や日本社会と戦う姿勢に入っていたとしたら。きっと今も日本での寄付集めは難航していたんじゃないかなと思います。
しかしTFTの方々は、
日本人が寄付に抵抗があることに
ただ「そうなんだ」と有を与え、
それなら抵抗が起きない方法で集めればいいや
と新しい寄付の形を創作しました。
その一つが、社員食堂の食事に20円を+し、社員が食堂でランチをする度に20円が自動的に寄付される仕組みです。
こういう自然でスマートな寄付の在り方なら日本に馴染むだろうと、新しく創作し、現在様々な会社や学食で導入され、機能しているそうです。
この取り組みの面白いところは、この食事メニューがヘルシーな内容となっているところです。
食べすぎによる肥満の悩みを解消しながら、飢餓に苦しむ方々に食事を届ける。
それにより、「食の不均衡が解消される。」
そういう仕組みになっています。
軽やかでわくわくする面白い発想だなぁと思います。
ヘルシーなものを食べられる私たちも健康になり嬉しく、それがアフリカやアジアの子どもたちの食事と笑顔にも繋がる。
SDGsと聞くと
「良いこととは思うけど、敷居が高い」
「正直自分のことでいっぱいいっぱい」
「することや与えるものばかりで大変」
などの思いが湧くかもしれません。私も湧くことがあります。
でもこれはパラダイム※で、実際ではないかもなとも最近感じています。
ここにも比較評価のメカニズム※が働いてるなと思うからです。
比較評価は、自分がしたことを「大したことない」と切り捨てさせますよね。
きっと皆さん何かしらもうやってたりする。
それが「大したことない」「みんなこれ位やってる」と切り捨ててるだけかもしれない。
そして、その比較評価のメカニズムが行動を起こす前に働くと、
「これ位やったとしても意味がないから、やらない」となったりもします。
でもたとえ小さな1アクションでも、意図をもって行えば「世界平和」に繋がることもあるかもしれない。
小さなアクションでも、それがその先に繋がっていることを知っていると、甲斐を感じながらそのアクションが取れる私たちのかもしれないです。
そして、わたしたちの意図が世界に充満していく。
TFTが「おにぎりアクション」というまたまた面白い寄付の形を実行しています。
もう7年目の活動だということなので、知ってる方もいらっしゃるかもしれませんね。
簡単に説明すると、
・おにぎりの写真に#OnigiriActionをつけてSNSや専用サイトに投稿すると、1投稿につき給食5食分がアフリカやアジアの子どもたちに届く。
・協賛企業から寄付されるので参加無料
・10.5-11.5の期間中、何度投稿してもOK
詳細はHP↓
https://onigiri-action.com/
わたしたちは手軽に日常の中で貢献できて、子どもたちは給食が食べられ、スポンサー企業(日産セレナ等)は広告効果やイメージアップに繋がる。
なんだかTFTのまわし者のようになってしまいましたが、そういう意図ではありません。笑
Doはそれぞれが違っていて良いと思っています。
有を与え、評価を介さず、軽やかに。
そしてすべての豊かさに繋がっていく。
この感じがCTN×SDGsの在り方に近いなと感じたので、シェアさせて頂きました。
変化させていくのも良いけど、それとは別に新たに創作していくのもおもしろい!
それぞれの観点から、みんなで共に創作していけたらうれしいです(^-^)
SDGs 17の目標
2:飢餓をゼロに
11/28
パラダイムシフトコミュニケーション®︎ × SDGs特別講座Vol.4
https://ctnsdgs20211128.peatix.com/
※パラダイム・有を与える・メカニズムはコミュニケーショントレーニングネットワーク®︎の講座で取り扱う内容です。