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【試し読み】vol.23 シナリオ「死ぬほど愛してる」|えくすとら

本記事は、公式アプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」にて、有料プラン加入の方向けに公開中のアプリ限定コンテンツ、「クトゥルフ神話TRPG えくすとら」の試し読み記事です。

#シナリオ


注:シナリオ集『Does Love Forgive?』の「イントロダクション」より、「死ぬほど愛してる」のプレイに関する部分について抜粋。

 このシナリオは“新クトゥルフ神話TRPG ルールブック”に対応した1 on 1(ワン・オン・ワン)シナリオだ。“新クトゥルフ神話TRPG”は1人のキーパーと2~6人の探索者でプレイするのが普通だ。しかしプレイヤーの数をそろえるのが難しい場合もある。そうした場合のために、このシナリオは1人のキーパーと1人の探索者であるプレイヤーの2人のみでプレイできるよう特別にデザインされている。

 舞台は1929年2月15日のシカゴ、聖バレンタイン・デーの虐殺の翌日だ。これは真の友情、片思い、そしてギャングについての物語だが、すべてが見た目どおりではない。探索者は警察と地元の裏社会の両方につながりのある私立探偵だ。このシナリオは舞台となる時代や場所を動かすのが困難であるため、シナリオ作者としてはそのままで遊ぶことを勧める。
 このシナリオは1回のセッションでプレイし終えるようになっているが、キーパーによっては(探索者の行動しだいで)シナリオをより長くしたいとか、続きとなるシナリオを考案したいと思うかも知れない。「死ぬほど愛してる」は、実際にシカゴで起きた聖バレンタイン・デーの事件と結びついているからだ。
 このシナリオは単発かつ独立したもので、進行中のキャンペーンの脇道として使えるようにはデザインされていない。だが、キーパーがその気になりさえすれば、望むように使うこともできるだろう。とはいえ、ほかのシナリオと結びつけるにはいくらかの作業が必要になるだろう。
 使用するルールについては、“新クトゥルフ神話TRPG スタートセット”と“新クトゥルフ神話TRPG ルールブック”のどちらでもシナリオを進行させることができる。どのような経験のキーパーやプレイヤーにでも対応できるし、経験の浅いキーパーが遊んでいる間にプレイヤーを助けられるよう、ガイダンスも用意してある。またシナリオには探索者を創造する上でのアドバイスやガイダンスもあり、すでに作成済みの探索者をどのように当てはめればよいかも書いてある。

続きは公式アプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」にてご覧ください。


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