プラントエンジニアは外資系IT企業へ転職しろ?
昨年度、転職活動の中で某外資系企業にオファーをもらい、その際提示された年収が年俸制850万+ボーナスと20代にしてはかなり高かったため、その時の話をしたいと思います。
筆者は某エンジニアリング会社に勤めていますが、業界は非常に不安定であり、御三家といわれる大手三社においても過去20年安定的に利益をあげられている会社はありません。
一方で、エンジニアリング会社が行っているようなプラント建設業務は設計から建設に至るまで非常に高度な技術力やプロジェクトマネジメント能力が必要とされ、中で働いている人たちの人材のレベルは非常に高いため、転職市場では割とウケがよかったりします。
実際に社内の知り合いも多くが転職をしています。彼らの転職先は顧客側(石油、ガス会社等)や商社、海運等様々ですが、総じて一流企業へ転職しています。
数ある転職先の中でも、最も簡単に給料を上げれる方法が外資系企業への転職です。欧米に本社を構えるような外資系企業は現地の給与水準が高く、日本法人の給料もかなり高いケースが多いです。(もちろんそうでない場合もありますが。)
先日も筆者の仲の良かったある先輩は、某有名物流会社から倍以上の年収を提示され、会社を飛び立っていきました。
GoogleやMicrosoftなどのアメリカの超巨大会社は待遇も非常に良いですが、一般人が就職するのはなかなか難しいでしょう。
しかしながら、外資系IT企業はこれら有名会社以外にも数多く存在し、業界自体の給与水準が高いために、それほど入社するのも難しくないにも関わらず、高収入を得られる企業は多く存在します。
特に、プラント設計に用いるITツールを開発しているような会社の技術職は、プラントエンジニアリング業界に勤めている人にとって非常に入社しやすく、ワークロードも、厳しいプラント業界と比べかなり低い場合が多いです。
私がオファーをもらったのは、
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¥ 280
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