CAPSULEアルバム全作紹介番外編・シングル全作紹介 pt.1 フィジカル編
[2021年3月30日:追記と更新のお知らせ]
2021年3月に「さくら」から「レトロメモリー」までの初期CDシングル7作が配信開始!これは快挙!!!それに合わせて埋め込みプレイヤーを追加する、いくつか記述を追加するなど、記事を多少更新。以下の数行の文章は初出時に書いたものです。せっかくなので残しておきますね。
12インチのリリースが途絶えて以降の配信限定シングルについても書きたいと思っているので、一応pt.1というナンバーを振った。→「配信編」公開しました
アルバム全作紹介の記事と違い資料としてまとめたいという気持ちがあって書いた記事なので、私自身は未入手のシングルについても情報のみを纏める形で書いている。というか、未入手のシングルがけっこう多い…。申し訳ありません。未入手のシングルに関しては入手でき次第追記します。
『さくら』
2001年3月にリリースされたcapsuleのメジャーデビューシングル。これ以前に自主製作カセット等を販売・配布していたようだが、流通音源としてはこれがまぎれもないcapsuleの始点である。CD盤は廃盤。
表題曲及び「壊れた時計」の他に、アルバム未収録曲「恋をしました」「おまけ付」を収録。なお、2013年にtwitterにてこしじまがファンからの質問に対して「おまけ付」の正式名称は「オルゴール」であると返答しており、JASRACのデータベースでも当該曲は「オルゴール」として登録されている。「恋をしました」の作詞はこしじまが担当しているほか、JASRACの登録情報では「オルゴール」の作詞もこしじまとクレジットされている。
「恋をしました」は『ハイカラガール』路線のJ-POPナンバー。
一部の箇所で微かにアーバンっぽい雰囲気を醸し出す瞬間があり(とはいえアレンジとサビが2000年代のJ-POP感丸出しなので全体的にはシティポップにはなっていないが…)2023年の今聴くと『メトロパルス』を若干想起する。
問題はもう一方のカップリング、「おまけ付」こと「オルゴール」。
タイトル通りオルゴールの音色で奏でられるフレーズのループを軸にした曲…なのだけれど、なんと直球でカノンコードを用いたかなりの異色作で、ふわふわしたアレンジ含めcapsuleはおろか他のプロデュースワークでも見たことがないような楽曲(強いて言えばきゃりーぱみゅぱみゅ「おやすみ」辺りが近いか?と思うけどなんかちょっと違うんだよな…)に仕上がっている。しかもこれが絶妙な寂寞感と切なさに満ちたかなりの名曲に仕上がっているのだから驚き。最初のシングル(しかもカップリングのボーナストラック)でこれを繰り出すヤスタカって一体…。
なお、こしじまの作詞はどちらもいかにもJ-POP然とした内容になっているが、一方で節々にどこか内省的な描写が挟み込まれており、既に独特の雰囲気を纏っている。
初期のシングル3作の中でもこの作品は特に全曲いかにもJ-POP然としたソングライティングとアレンジで固められているし、こしじまのボーカルも今よりも遥かに初々しい。これを聴くとcapsuleというユニットがどういった場所から始動したのかが分かる。その空気感を味わうためだけにも一聴の価値があるシングル。特に「オルゴール」は必聴。
なお、2021年に開始された初期シングル配信では「おまけ付」こと「オルゴール」がボーナストラック扱いになってしまった関係でspotifyの配信対象から外されており、そのためspotifyでは今作はCD盤より1曲少ない3曲入りの構成になってしまっている。名曲「オルゴール」が聴けないというのは由々しき事態なので、何らかのタイミングで改善されて欲しいところ。
『花火』
2001年2月にリリースされた2ndシングル。CD盤は廃盤。
表題曲及び「写真」の他に、アルバム未収録曲「一つ二つ三つ」とそのリアレンジ版「一つ二つ三つ(型番 - 弐)」を収録。
「一つ二つ三つ」は打ち込みを全面的に用いたテクノポップ風のアレンジの楽曲。アルバム『ハイカラガール』に収録されたインスト曲「電気十露盤」等と同じように「まだあくまでトライ」といった趣ではある(勝手が分かっていないのか、音質が良くなかったりする)が、実は結構重要な立ち位置の楽曲ではないだろうか?
同曲の別アレンジ「型番 - 弐」はブレイクビーツを用いたアレンジで、こちらも初期の試行錯誤を捉えた楽曲として貴重。
『東京喫茶』
2001年10月にリリースされた3ndシングル。CD盤は廃盤。
表題曲及び「恋ノ花」の他に、アルバム未収録曲「まち惚け」を収録。
「まち惚け」は打ち込みを軸にしたボサノバ。
一応打ち込みの要素を前面に出してはいるものの、どちらかというと2000年代前半に流行していた”ボサノバを取り入れたJ-POP”に近いアレンジであり、”初期capsule”感が強い楽曲。
そしてこしじまによる詞はというと、生々しい描写を用いてあまり雲行きの良くなさそうな片思いを描いた内容でかなり強烈。小西康陽の書く歌詞に少し雰囲気が近いだろうか。
『music controller』
2002年8月にリリースされた4thシングル。CD盤は廃盤。
アルバム『cutie cinema replay』には「piconova-mix」が収録されたため、表題曲含むシングル収録曲4曲が全てアルバム未収録の状態が長らく続いていたが、2013年発売のベストアルバム『capsule rewind BEST-2 2005-2001』に表題曲のシングルバージョンが漸く収録された。
カップリングの「逆転世界」「ブラウニー」「music controller [remix]」の3曲は現在もアルバム未収録。
4曲のみ(うち1曲は同一楽曲のリアレンジなので実質3曲)の収録ながら、『ハイカラガール』から『CUTIE CINEMA REPLAY』への橋渡しを果たす、かなり興味深い内容になっている。
表題曲は『ハイカラガール』の”和風J-POP”フォーマットに近いアレンジが施されている(なので歌メロのエスニックさがかなり強調されている)楽曲であると同時に、「一つ二つ三つ」等の楽曲で試みられていたテクノポップへのトライが結実した初めての楽曲ではないだろうか。
カップリング曲は後にperfumeの楽曲で多用されるアレンジの手法の原型が見えるハウス調の「逆転世界」、より本格的な志向のアレンジによって”ボサノバ風J-POP”の枠組みから脱した感がある質素なボサノバ「ブラウニー」と、どちらも『CUTIE CINEMA REPLAY』『phony phonic』のラウンジポップ路線へと繋がる要素を表出させている楽曲。
そしてラストに収録された表題曲のリミックス(実質のリアレンジバージョン)は表題曲から装飾を全部削ぎ落としたようなシンプルなアレンジになっており、中田が既に”次”を見据えていたことが伺える。初期のCDシングルの中でも特に重要な一枚ではないだろうか。
なお、「ブラウニー」はこしじまが作詞を担当した、今のところ最後の楽曲。ブラウニーを作る描写を軸にして「まち惚け」と比べるとややポジティブな恋愛模様が描かれているが、その合間にやはり若干の陰を感じる描写が挟み込まれる。
こしじまの作詞はかなり独特なセンスを持っていることが伺えるので、これ以降作詞活動が途絶えてしまったのがかなり残念。
『プラスチックガール』
2002年11月にリリースされた5thシングル。CD盤は廃盤。
カップリングにアルバム未収録曲「おやすみ」と「プラスチックガール [remix]」を収録。
「おやすみ」は入眠時の意識の揺らぎを意識したと思しき不安定なメロディが延々と続くボサノバで、アレンジの明るさに対して全体に漂う雰囲気がかなり不気味。キッチュなコーラスが不気味さをより一層煽る、あまり他に類を見ないタイプの楽曲。
また「プラスチックガール [remix]」はボサノバ風のシンプルなトラックの上でボーカルや原曲でアクセントとして使われていた合いの手コーラスなどを加工しまくった内容で、「遊び」の印象が強いアレンジに仕上がっている。
表題曲が和風J-POPから渋谷系風のラウンジポップへと完全にモードを切り替えた楽曲だからなのか、全体的に実験作としての趣が強いシングルとなっている。
『CUTIE CINEMA ple-PLAY』
2003年2月、アルバム『CUTIE CINEMA REPLAY』発売の一か月前にリリースされたcapsule初の限定生産12インチシングル。
これ以降、12インチシングルは基本的にアルバムの先行シングルとしての役割を果たすこととなる。
これに関してはプレス枚数が少ないのか中古市場でもあまり見かけることがなく、私も所持していないので詳しいことは分からない。
収録曲は「open~sweet time replay」「プラスチックガール」「キャンディーキューティー」「fashion fashion」の4曲。CDと同バージョンなのだろうか?
『キャンディーキューティー』
2003年5月にリリースされた6thシングル。アルバム『CUTIE CINEMA REPLAY』からのシングルカット。CD盤は廃盤。
カップリングにアルバム未収録曲「call me call me」及び外部のリミキサー(KOFTA、Plus-Tech Squeeze Box)による表題曲のリミックスを2つ収録している。また表題曲もアルバム収録版とはイントロが異なる(ピアノの演奏からSE~機械音声による曲名の読み上げに変わっている)シングルバージョンになっているため、厳密に言うと全曲アルバム未収録である。
アルバム未収録曲「call me call me」は『CUTIE CINEMA REPLAY』と同路線の渋谷系風味のラウンジポップ。
ネオ渋谷系期の楽曲の中でも、ビッグビート風のリズムトラックやボイスサンプルの多用といった、Plus-Tech Squeeze Boxなど”ネオ渋谷系”のシーンにいた他のユニットの音楽性との接近が感じられる異色作。またよく聴くとイントロの辺りで「レトロメモリー」でも使われているボイスサンプルが一瞬使用されている。
表題曲の外部リミキサーによるリミックスは、初期でしか見ることのできない試みで貴重。特にPlus-Tech Squeeze Boxのハヤシベトモノリによる「キャンディーキューティー(no----Nashville mix)」 は、原曲のハイテンションを躁病的にバグったカントリーへと変換した怪アレンジでかなりインパクトがある。個人的に原曲よりも好き。
※なお、今作の一部店舗に於ける購入特典として、「tone cooking」という楽曲を収録した8cmシングルが付属した。『phony phonic』収録の「cosmic tone cooking」の原曲。
通常のリリース形式ではない上に配布数もあまり多くなかったらしく、capsuleの作品の中でも特に入手のハードルが高いアイテムのひとつとなっている。私も所持していない。
『idol fancy』
2003年9月にリリースされた限定生産12インチシングル。
表題曲の他「weekend in my ROOM」、「weekend in my ROOM (extended mix)」を収録。「weekend in my ROOM」はこの後に恒例となっていくextended mixが製作された初の楽曲である。
未入手。私がcapsuleを聴きはじめた頃、中古市場では初期のcapsuleの12インチシングルの価格がかなり高騰していたのだが、現在ではそれなりの値段に落ち着いているようだ。
『レトロメモリー』
2004年2月にリリースされた7thシングル。現時点では今作がcapsule最後のCDシングルとなっている。2021年の初期シングル配信開始時にも、ここまでが追加の区切りとなった。
「レトロメモリー」はスタジオジブリが手掛けたハウス食品のCMのタイアップ曲として採用され、その関係で初回プレスにはスタジオジブリ描きおろしのイラストカードセットが付属していた(とwikiには記載されているが、初回プレス以外のCDが存在するのかは謎…)。
カップリングに「idol fancy」のCOPTER4016882のukaiによるリミックス「idol fancy [Cook Coat-mix]」、アルバム未収録曲「東京インベーダーハウス」を収録。
「東京インベーダーハウス」はテクノポップ風味のアレンジが施された低体温なボサノバに乗せて奇妙なストーリーが歌われる、実験的な質感が強い楽曲。
ukaiによる「idol fancy [Cook Coat-mix]」は原曲に仄かに漂っていた哀愁を全面に出したような好アレンジ。そしてこの「idol fancy [Cook Coat-mix]」を最後にして、capsuleの楽曲の外部リミキサーによるリミックスの発表は途絶える。
後にMOONBUGが自らのリミックスワークをまとめたアルバムに「Starry Sky YEAH! Remix」を収録するために承諾を取りに行ったものの、(「Starry Sky YEAH! Remix」は中田も現場でプレイした半ば公認の楽曲であるにも関わらず)中田から「capsuleの曲はcapsuleだけで完結させたい」という理由で断られたために収録できなかった、というエピソードがある。
これ以降クラブミュージックへの歩みを明確にする中で、中田は「自らの楽曲は自らの中だけで完結するもの」という意識を強めていったのではないだろうか。そしてその理由が理由だけに、今後capsuleの楽曲の外部リミキサーによるリミックスが公式にリリースされる可能性は限りなく低いだろう。
実際、perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースワークに関しては外部リミキサーによるリミックスがいくつか発表されているものの、先述の通りcapsuleの楽曲の外部リミキサーによるリミックスはこれ以降一切発表されていない。
CDでのシングルリリースが今作で途絶え、外部リミキサーによるリミックスも今作で終了、そしてここから”SF三部作”に突入。何かと”節目”を感じさせるシングルである。
『portable airport』
2004年5月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「ポータブル空港 (P.M.21 Mix)」「宇宙エレベーター」「Ocean Blue Sky Orange」「Super Scooter Happy」の4曲。
表題曲「ポータブル空港 (P.M.21 Mix)」はアルバム版よりハウス・ミュージックとしての意識を強めた重要なバージョン。曲の尺もCD盤より1分半近く長い6分38秒となっていて、この曲をDJユースのクラブミュージックとして成立させようというヤスタカの意志がアルバムよりもはっきりと強調されている。
また中盤ではアルバム版でも効果的に使われていたこしじまの声をサンプリングした音色でメロディが奏でられるパートがあるのだが、ここではアルバム版とは全く違ったメロディが用意されている。
個人的な感想としてはソリッドに仕上がっているアルバム版の方が好きだが、それでもクラブミュージックとしての意識の高まりの始動が収められている重要なバージョンと言える。ファンは必携。
なお、他3曲はCDと同一音源。
ちなみに「ポータブル空港」はミュージッククリップでもアルバム版とは異なるバージョンの音源が使用されている。3分未満とアルバム版よりかなり短めの尺で曲構成が大きく異なるほか、こしじまの声をサンプリングしたパートもアルバム版と「P.M. 21 mix」をミックスしたような独自のメロディが使われている。
こちらのバージョンもCD化等はされていないが、音源・映像自体は『FLASH BEST』の初回盤付属DVDなど収録メディアが複数あるため、視聴は比較的容易に可能。
『space station No.9』
2005年2月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「space station No.9」「A.I. automatic infection」「beautiful hour」「happy life generator」の4曲。
未入手。曲数的に全てアルバムと同バージョン?
『AEROPOLIS』
2005年9月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「空飛ぶ都市計画」「Lounge Designers Killer」「twinkle twinkle poppp!」の3曲。
未入手。wikipedia情報によると「空飛ぶ都市計画」「Lounge Designers Killer」の2曲がextended mixらしい?
『jelly』
2006年4月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「jelly (extended-mix)」「seismic charge」「CrazEEE Skyhopper」の3曲。
残念ながら未入手。capsuleの12インチでは珍しくアルバム未収録の楽曲「seismic charge」が収録されているという他の12インチとはやや事情を異とする1枚であり、私がcapsuleを聴きはじめた頃にはかなり値段が高騰していた。現在は落ち着いた価格で入手することができる様子。
なお、「seismic charge」は『FRUITS CLiPPER』のiTunes Store版のボーナストラックとして「seismic charge (ER-mix)」という別バージョンが配信されたが、オリジナル版のCD化及び配信音源化は未だにされていない。
『Starry Sky』
2006年12月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「Starry Sky」「Reality」「Sugarless GiRL」の3曲。3曲ともアルバム『Sugarless GiRL』とは別バージョンになっている。
表題曲「Starry Sky」は表記はないがextended mix。特にイントロはかなり異なっており、アルバム版にはないパートが存在している。ただ楽曲としてはアルバム版の簡潔なイントロからサビの反復に移行する構成の方が洗練されているように思う。
また、「Reality」はアルバム版と曲の尺はほぼ同じだがイントロ等の要所要所のアレンジが異なる別バージョンで、アルバム収録バージョンのプロトタイプ版といった印象。曲名に関してもアルバム収録時には「REALiTy」という表記に変わっている。
そして「Sugarless GiRL」も表記がないextended mixだが、こちらは曲の構成がアルバム収録バージョンとは大きく異なり、「何もかもうまく行きそうな気がするほどじゃない」のあとにアルバム版にはない「けど」という歌詞が追加された個所も存在するなどかなり興味深い内容。このバージョンを聴くために12インチを探して入手する価値は大いにある。
『capsule rmx EP』
2007年9月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「Sugarless GiRL(rmx ver.)」「CrazEEE Skyhopper(rmx ver.)」の2曲。
特筆すべきは「Sugarless GiRL(rmx ver.)」。
表記はないがイントロとアウトロが追加されたextended mixとなっている…のだが、それだけではなくアルバム版とキーが違う。今作に収録されているバージョンの方が明らかに音程が低いのだ。曲の構成が変わっているなどの違いはあったが、アレンジは殆どそのままで曲全体のキーが変わっている例は他にないのでは?
…それにしてもこのバージョンとアルバムのバージョン、どちらが先に作られたものなのだろうか。このEPとアルバムの発売の間は一ヵ月しか開いていないため、流通のプロセスを考えると手直しは不可能だろうし…。
なお、「CrazEEE Skyhopper(rmx ver.)」はアルバムと同じ音源が収録されている。
『MUSiXXX』
2007年11月にリリースされた限定生産12インチシングル。
収録曲は「MUSiXXX」「I'm Feeling You」の2曲。
過去に所持していたものの現在私の手元にはないが、どちらもアルバム版と同じ音源だったと記憶している。
『JUMPER』
2008年11月にリリースされた限定生産12インチシングル。現時点では今作がcapsule最後の12インチシングルである。
そしてこれ以降、アルバム収録曲のextended mixはシングルという形ではリリースされずにアルバムの初回限定盤のボーナスディスクとして付属するのが慣例となる(※『WAVE RUNNER』の初回盤ボーナスディスクに収録されたアルバム収録曲4曲のextended mixは配信リリースもされている)。
収録曲は「JUMPER」「the Time is Now」の2曲。
「JUMPER」は表記がないが、CD版とは異なるイントロが追加されたextended mix。ただしあくまでイントロが追加されているだけで、イントロ以外の本編の構成はアルバム版とほとんど変わらない。
「the Time is Now」はCD版と同じ音源が収録されている。
なお、「the Time is Now」は単曲のデジタルシングルとしてiTunes Storeでも配信された(無告知だった上にジャケットも中途半端なので、最初にiTunes Storeで見かけたときに無許可リリースなんじゃないかと邪推した記憶が…)。