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School Hunting: vol.5 手続き

学生ビザ:合格したら、今度は入学するための手続きをしなければなりません。これがまた色々あって面倒です。しかし自分の希望した学校に入るための手続きですから頑張りましょう。

手続きの中で、まず一番重要なものといえば学生ビザでしょう。学生ビザをとるために必要な書類は米国大使館のHPで確認することが出来ます。 F1ビザと呼ばれる学生ビザを取得するためには、I-20という入学許可証が必要になります。恐らく合格通知とともに学校から郵送されてきますので、大切に保管しビザ申請に備えましょう。

さて僕が申請を行った2005年6月現在では、合衆国のセキュリティが非常に厳しくなっており、ビザ取得希望者全員に対して在日米国大使館での面接を行っています。この面接を受けるためにオンライン予約をしなければなりません。これがまた厄介です。
時期によってはとても面接予約が混んでいて、1ヵ月後以降しか空きがないなんてこともあります。「そんな先まで待てない!」というひとは諦めずに、何度も空きをチェックして下さい。必ずキャンセルが出ます。僕は、2時間ほどPCに噛付き、5分おきぐらいにチェックして、予約をゲットしました。

面接そのものは大したことをやりません。ただ面接希望者で大使館も混雑しますので、集合時間より若干早めに行く方が良いかもしれません。

面接が終わって、約1週間ほどでビザが送られてきます。しかし場合によっては、2~3週間かかることもあるようなので、ある程度余裕を持って面接を行いましょう。

予防接種:学校によっては、感染症に対する予防接種を打たなければならない場合があります。僕が行くISUでは「麻疹」「風疹」「おたふく風邪」「ジフテリア」のワクチンが無い場合には、予防接種を受けるよう要求されました。あいにく僕は全てにおいて感染経験がなく、ワクチンもないので、予防接種を受ける羽目になりました・・・。このほかツベルクリン反応の検査などもあります。
さて、このとき注意しておきたいことをいくつか。まず、病院へ行って健康診断及び予防接種などを依頼する際には、母子手帳を持っていくと良いでしょう。僕は、最初手ぶらで病院へ行きましたが「感染経験などを証明するものがないと診断書を書けない」と言われ、結局その日は何ひとつ注射を打つことが出来ませんでした。
また、予防接種「麻疹」と「風疹」の注射は1ヶ月の間隔を取って打たなければならないので、これも早めに行った方が良いでしょう。必ずしも予防接種などが必要でもないようなので、あまり詳しくはわかりませんが・・・。

その他諸々の手続き:学校に提出する書類は、合格通知と共に山のように送られてきます。最初は嫌になりますが、入ってからのことを思えば、これぐらいは軽々とこなせなければならないでしょう。
というわけで、書類は全てチェックしましょう。わからない点などは、逐一「International advisor」などに聞くのが良いと思います。本当にアメリカの学校職員は適当なので、何度も何度も粘り強く確認していきましょう(笑)

授業料:日本の大学の感覚でいけば、「合格したら○月○日までに入学金を振り込んで・・・」というのが普通ですが、アメリカではそんなものはないようです。ですから、自分がその学校へ行くということをしっかりと意思表示したほうが良いと思います。幸いISUでは「Attendance Status」のような紙面で意思表示することが出来たのですが、そういったものすらない学校もあるようなので、しっかりとプログラムディレクターなどに自分の意思を伝えた方が良いでしょう。
そして肝心のお金はと言うと、クラスが始まる1週間ほど前にあるオリエンテーションの後に支払うようです。このオリエンテーションで自分の受講するクラスが決まってから、その単位数に応じてTuition&Feeが決定するそうな。日本人にとっては、なんとも不安なシステムですが、まぁしっかりと学校側が言っていることに従えば大丈夫でしょう!?

(注:これは2005年留学当時の記録です)

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