クレアさまとレーネさんの主従関係が好きで辛いんですが…

「私の推しは悪役令嬢。」第9話を視聴いたしまして、
ボロボロ泣き崩れてしまい、感情が止まらないので記録程度に語っていきたいと思うのですが、クレアさまとレーネさんの主従関係について語らせてください…。
9話の感想に近いです。


”さよなら”じゃなくて”またいつか”


「"さよなら"を言わない」って、とても救われるもので、"さよなら"ではこれでもう繋がりが終わってしまう物寂しさと次があるのかもしれないけれど無かった時は無かったになってしまう別れとして重い部類だと思っていて、だからこそ"またいつか"っていう所に本当に救われたと思うんです。

"国外追放"ましてや"勘当"となってしまったレーネさんはクレアさまにお仕えすることはもう叶わない。

そして、生き続けていられるかすらも分からない暗闇にぽつりと立ち止まっているような状況。だからこそ"さよなら"の重みは日常以上に、例えば暗い深海で受け止めてしまうような言葉へと変換されてしまう。

そこで、"またいつか"という言葉が現れることによりほんの少しの光の筋道が出来たような一種の希望に変わっていく。

だからこそ、あのレーネさんの表情もあるのかなって。そして、レイと話していた時は1度も名前を呼んでくれなかったクレアさまがやっと自身の名前を呼んでくれて、伝えてくれた言葉である。

それだけで、レーネさんってとっても救われているんじゃないかと感じていますし、なにより貴族と平民の溝が大きくあり、差別的な観点に繋がっている世界だからこそ、まだお仕えして間も無い頃にクレアさまに救われてきた記憶たち。

あの頃は懐いてすらくれなかったクレアさまが今では甘えてくれているという感覚って少なからずあると思っていて、クレアさまの実際にレーネさんには伝えられていなくとも抱えている"いつまでもレーネのことを姉のように思っている"という曲げられない気持ちからも受け取れますし、アニメ自体でもレイさんが言及しているので前提としてお話しますが、クレアさまとレーネさんは"姉妹"のような関係性であるという部分がすごく反映されている表現が多いなぁと受け取れます。

では、細かく記載していきたいと思います。

アフタートークから考えの変化・解釈


第9話の奈波果林さん(クレア役、以下奈波)と長谷川育美さん(レーネ役、以下長谷川)のアフレコアフタートーク♯5からの引用です。

アフタートークはこちらからご覧ください↓

1.家族のような関係性だからこその距離感の難しさ

ーお気に入りのシーンー
長谷川『最後はもう、クレア様がクッてなって、「レーネ」って寄ってきてくれるところで、あぁぁぁって。』
奈波『その前のクレアも、言いたいんだけど、たくさん言いたい事がありすぎて、なんかクッてなっちやって、そうかあそこで…いやあ良い…。』
長谷川『そこでクレアが来てくれるまで、レーネも割と平然を装っているというか、だけど来てくれてやっとこう涙がじわっと流すってところが、いやぁ、もう…』
奈波『だって、ずっとよ。小っちゃい頃から、ずっと二人。』

-省略-

長谷川『家族だもんね、このレベルはね!』
奈波『だから、私もすごい想像が難しかった。どのぐらいの心のぽっかり感なのかとか。』

アニメ「私の推しは悪役令嬢。」アフレコアフタートーク♯5
https://youtu.be/9q0iGHGSsg8?si=V0O8JaHSzwa_WGFo

お気に入りシーンの時点で首がもぎれると思いましたが、先ずはこのシーンの流れから。

レイとレーネが会話しているときにはクレアさまは物寂しく「レーネ...」と名前を呼ぶだけなんです。
ここで、注目していただきたいのはクレアさまももちろんなのですがレーネさんで、とても寂しそうなお顔をされているんですよね。



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